本文
職員インタビュー
第1回職員採用試験採用者
水産 水産試験場 漁場環境研究部

水産試験場 漁場環境研究部
加藤 毅士(2013年度採用)
- 経歴
- 2013~2014 水産試験場 漁業生産研究所
- 2015~2017 公益財団法人愛知県水産業振興基金 栽培漁業部
- 2018~2020 農業水産局 水産課
- 2021~ 水産試験場 漁場環境研究部
愛知県職員を志望した理由は?
私は幼いころから魚を捕まえることや、飼育することが好きだったため、大学では水産系の学部に進学しました。学生時代に学んだ知識を活かすことができる仕事として、県の水産職に興味を持ち、地元である愛知県の水産業に貢献することができるのではと考えたため愛知県を志望しました。
現在どんな仕事を担当していますか?
毎月数回、漁業取締・水質調査兼用船「へいわ」に乗り、伊勢・三河湾で海洋観測を行っています。貝毒原因プランクトンなどの有害プランクトンの発生状況の把握や、化学的酸素要求量(COD)、溶存酸素量(DO)、クロロフィル量などの分析を行っています。また、三河湾に設置している海況自動観測ブイのデータ解析を行っており、貧酸素水塊の発生状況をとりまとめ、漁業者などに情報提供をしています。
県職員になって「やりがい」を感じた時は?
採用3~5年目にトラフグ、クロダイ、アユの種苗生産の業務に携わりました。魚の成長に合わせて餌の量や、個体密度の管理、病気の対策を行うなど、非常に難しい業務だったため、異動当初は戸惑うこともありましたが、グループの上司や先輩職員と協力しながら日々の業務を行っていくなかで知識や経験を積むことができ、無事に生産が終わった時にやりがいや達成感を感じました。
仕事で苦労したことは?
入庁からこれまで4か所の職場を経験しました。異動してしばらくは、どこも新たな業務や作業を覚えたりと大変でした。しかし、同時に、様々な知識や経験を積むことができると思います。また、どの職場も一人だけで業務を行う訳ではなく、グループ内で協力したり、他機関と連携して業務を行うこともあるため、業務の進捗状況や今後の予定など、コミュニケーションを密に取ることが大切だと思います。
今後の目標や受験を考えている方へ一言
愛知県では海面から内水面まで様々な水産業が行われており、また県内でも地区によって特色があります。愛知県の水産職員は本庁、農林水産事務所、水産試験場など、様々な所属で働くことがあるため、いろいろな角度から愛知県の水産業に関わることができる職場だと思いますので、ぜひ一緒に頑張りましょう!
掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。