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職員インタビュー
第1回職員採用試験採用者
社会福祉 一宮児童相談センター 児童育成課

一宮児童相談センター 児童育成課
小鳥 弘満(2014年度採用)
- 経歴
- 2014~2017 愛知学園 支援課
- 2018~ 一宮児童相談センター 児童育成課
愛知県職員を志望した理由は?
以前は中学校の教員でした。家庭での虐待などについて深く携われないもどかしさがあり、教員を辞めて社会福祉職を志望。両親からの反対もありましたが「必ず合格する」と宣言して受験しました。
現在どんな仕事を担当していますか?
一宮児童相談センターで児童福祉司をしています。担当地域の家庭から届けられる虐待などの相談に耳を傾け、再発予防や場合によっては一時保護など、課題解決に向かって取り組んでいます。相談内容は幅広く、絡み合う要因もさまざま。親身になって相談者の声に耳を傾けることが大切な仕事です。
県職員になって「やりがい」を感じた時は?
担当していた子どもが問題を乗り越え、成人してから「結婚しました!」と報告してくれたことがありました。そんな瞬間に立ち会えたときは「あきらめずにやってきてよかった」とうれしく思います。
仕事で苦労したことは?
親子を支援するための福祉制度や地域資源、仕事の根拠となる法律についての知識を身に付けることには苦労しています。福祉司になりたての頃は、ケースワークを進めるのに精一杯でした。しかし、経験を重ねるうちに「もっとこうできたら」と思うようになり、資源や法律への知識を身に付ける重要性を感じました。時には既存の支援体制を作り変える働きかけが必要なときもあります。知識を身に付けることが、ケースワークの幅を広げることに繋がると思っています。
今後の目標や受験を考えている方へ一言
児童相談センターは、家庭の問題解決に取り組む、ある意味で最前線の場所です。そこで得られる喜びややりがいは、確実にあると思います。いろいろな分野にまたがって福祉に携われるのも魅力です。社会と個人に働きかけることができるソーシャルワークの醍醐味を一緒に味わいましょう。
掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。