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職員インタビュー
第1回職員採用試験採用者
【社会福祉】 海部福祉相談センター 児童育成課

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中村 初音(2017年度採用)
- 〔経歴〕
- 2017~2021 一宮児童相談センター 児童育成課
2022~ 海部福祉相談センター 児童育成課
愛知県職員を志望した理由は?
小さい頃から福祉に関心があり、大学で社会福祉を学びました。
子どもの支援に関わりたいと思い、愛知県は10ヶ所の児童相談センターがあること、組織の大きさ、携われる業務の幅広さなどに魅力を感じ、愛知県を受験しました。
現在どんな仕事を担当していますか?
面談等を通した家庭の継続的な支援です。子どもや親、学校の先生など、さまざまな立場・視点を持つ方々とコミュニケーションを図り、子どもにとって一番の福祉を考えています。
地域の支援を必要としている子どもの事例に対し、支援方針や役割分担を決定するための会議にも参加することもあります。
県職員になって「やりがい」を感じた時は?
子どもが施設から自宅へ帰って家族との生活を再開したときや、笑顔で生活できている様子を知ったときにやりがいを感じます。
職員間の連携で良い動きができたとき、お互いを褒めたり励ましたりするのですが、それもやりがいですね。
仕事で苦労したことは?
特に、入庁してから日数が浅いときは、分からないことだらけで苦労しました。
保護者や関係機関への話しの進め方を考えるのにも時間が要りました。OJT制度によるトレーナーや、周りの先輩職員や上司に支えられ、前向きに仕事を続けることができています。
My Best Work(今までで一番心に残っている仕事)について教えてください。
『10年ぶりの家族交流の機会が作れたこと』
親子の交流は月に1回程度継続するのが理想ですが、施設に入所している子供がおり、その親子は交流が途絶えていました。
私が担当した際、様々なアプローチを行い、10年ぶりに親子の交流機会を作ることができ、親子が泣きながら交流する姿を見て、大きなやりがいを感じました。
しかし、これで終わりではなく、今後も続けていかなければならないと強く感じています。
1日のスケジュール概要を教えてください。
8時45分 出勤 メールの確認
10時 一時保護所訪問、児童と面談
13時 里親宅訪問、里親と児童と面談
15時 帰庁、記録作成
17時30分 退勤
受験を考えている方へのメッセージ
トレーナー制度のトレーナーを3回ほど担当しました。自分がどれだけ多忙でも必ず時間を割き、個別で話す機会を作って、若手職員を指導・サポートしたのを覚えています。
経験が浅いときは分からないことだらけが当たり前です。でも、心配はいりません。福祉に情熱を持った先輩がたくさんいますし、人材育成の環境が整っているので安心して受験してください。
掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。