本文
職員インタビュー
第1回職員採用試験採用者
薬剤師 保健医療局 生活衛生課

保健医療局 生活衛生課
宮本 佳寿美(2019年度採用)
- 経歴
- 2019~2020 衣浦東部保健所 生活環境安全課
- 2021~ 保健医療局 生活衛生課
愛知県職員を志望した理由は?
祖母の影響で薬剤師を目指しました。県職員として働こうと思ったのは、行政や臨床など、幅広い分野に関われることが魅力に感じたからです。
現在どんな仕事を担当していますか?
検体を検査する衛生検査所や水質検査等を行う保健所が正しく機能しているか調べる、施設の立ち入り調査が主な業務です。保健所なら半年に1回、衛生検査所は2年間で全施設を回れるように予定を組んで、調査を行なっています。精度管理や検査技術の向上を目的とした研修会の講師を務めることもあります。外部講師を呼び、より専門的な講習を企画することもあります。
県職員になって「やりがい」を感じた時は?
立ち入り調査では、厳しい指摘をしなければいけないこともあり、感謝される場面は少ないかもしれません。ただ、私たちの業務によって施設が正しく機能し、安心・安全が担保されることにやりがいを感じます。
仕事で苦労したことは?
行政ならではの用語や法令などの言い回しに慣れることに少し苦労しました。また、愛知県は数年単位で部署異動があり、新たに触れる用語や法令もあるため、その点も少し大変です。さらに慣れた上でも、県民の方に対してそのままの用語で伝えるだけでは分からない部分もあると思うので、いかにして齟齬なく分かりやすく伝わるかを考えながらお話しすることを心がけています。
今後の目標や受験を考えている方へ一言
薬剤師といえば、病院や調剤薬局での勤務をイメージする方が多いと思います。しかし、県職員という選択肢もあります。目の前の患者さんに対してだけでなく、俯瞰的な立場からも貢献できる仕事です。薬剤師としての知見を生かして、幅広い視点から県民の方々の暮らしに寄与してみませんか。
掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。