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職員インタビュー
第2回職員採用試験採用者
【土木】 企業庁 愛知用水水道事務所 尾張旭出張所 維持課

白石 大河(2019年度採用)
- 〔経歴〕
- 2019~2020 企業庁 西三河水道事務所 配水課
2021~2023 企業庁 愛知用水水道事務所 尾張旭出張所 尾張東部浄水場
2024~ 企業庁 愛知用水水道事務所 尾張旭出張所 維持課
愛知県職員を志望した理由は?
最初は市役所での仕事も考えていましたが、学校の先生から県職員もあることを教えてもらい興味を持ちました。
スケールの大きさや地元に貢献できることに魅力を感じたのが決め手です。
現在どんな仕事を担当していますか?
企業庁が管理している施設の維持管理を担当しています。
施設には水道管やマンホール、ポンプ場などさまざまな設備があり、それらを支障なく運用し、生活用水や工業用水を安定供給できるように点検や修繕の設計・監督を行っています。
県職員になって「やりがい」を感じた時は?
関係機関との調整が上手くいかなかったり、施工時にパッキンを付け間違えてしまう等のミスで苦労したりすることもありますが、そういったトラブルを乗り越えて無事に完了させられたときに達成感を感じます。特に漏水を止めて復旧できたときが一番ですね。
仕事で苦労したことは?
入庁一年目は、業務内容や仕事の進め方など基本的な部分を覚える必要があり、苦労しました。
また、業務を覚えた頃に異動があり、全く別の仕事をすることも大変でした。私の場合、最初の配属では工業用水の維持管理を行っていましたが、次の部署では浄水場で水処理を担当することになり、慣れるのに時間がかかりました。
My Best Work(今までで一番心に残っている仕事)について教えてください。
『能登半島地震の際に被災地で支援を行ったこと』
日常業務ではありませんが、令和6年能登半島地震の際に応急給水支援業務で被災地へ行き、給水車を使って水道水を避難所や給水地点に供給する業務に従事しました。
公民館や体育館に設置されたタンクの水を交換したり、被災者の方に水をお渡ししたりするのが主な業務でした。水を配った際に感謝の言葉をいただいたことはとても心に残っています。
1日のスケジュール概要を教えてください。
8時30分 出勤、本日の予定確認
9時 提出書類の確認
10時 工事の打合せ
12時 昼食
13時 担当工事の現場へ移動
14時 現場立会、作業の監督
16時 事務所へ帰着、状況の取りまとめ
17時 明日の仕事の準備
17時30分 退勤
受験を考えている方へのメッセージ
土木といっても、道路や河川といったものから、私が現在担当している水道まで幅広い分野に携わることができます。知らない分野があると躊躇してしまうかもしれませんが、愛知県は人材育成制度がしっかりしていますし、入庁してから少しずつ覚えていけば問題ありません。
愛知県の仕事に少しでも興味が生まれたなら、ぜひ受験してみてください。
掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。