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女性職員の活躍

ページID:0491050 掲載日:2023年12月19日更新 印刷ページ表示

女性幹部職員キャリアインタビュー

県民文化局 女性の活躍促進監

加藤さん

県民文化局 女性の活躍促進監​
加藤  尚巳

 〔経歴〕

1988年~1989年 農地林務部 岡崎農地開発事務所
1990年~1992年 企画部 統計課
1993年~1996年 企画部 航空対策局
1997年~2000年 企画部(企画振興部)土地利用調整課(土地水資源課)
2001年~2002年 企画振興部 統計課
2003年~2006年 環境部 環境政策課
2007年~2010年 環境部 大気環境課 地球温暖化対策室
2011年      環境部 資源循環推進課
2012年~2018年  環境部 環境活動推進課
2019年~2020年  環境局 環境政策部 水大気環境課 生活環境地盤対策室長
2021年      環境局 環境調査センター次長
2022年      環境局 環境政策部 環境活動推進課長
2023年~現在   県民文化局 女性の活躍促進監

※課室長以上の役職のみ記載しています。

これまで担当・実施した業務で思い出深いエピソードは?

 入庁当初は、農家で育ったことからか農業に携わる担当でしたが、業務を通していろいろな分野に興味を持ち、周囲のサポートを得て、これまで様々な仕事をしてきました。

 一番長く携わったのは、環境学習業務で、多くの県民の方に身近な自然を感じて、草花や虫、魚介類を含めた生きものを好きになっていただき、ひいては地球環境を保全する活動を行っていただくように取り組んできました。虫に触れなかった子供たちがどんどん変わり、目を輝かせながら、生きものにとって棲みやすい環境を考える姿を見ると嬉しくなりました。

 現在は、男女共同参画の仕事をしています。世界経済フォーラムが毎年公表するジェンダーギャップ指数では日本は146か国中125位と、かなり低い順位となっています。これは政治参画と経済参画での値が低いためです。愛知県では、「女性が元気に働き続けられる愛知」を目指して、「あいち女性の活躍促進プロジェクトチーム」を設置し、全庁を挙げて女性の活躍促進に取り組んでいます。

愛知県職員としての仕事のやりがいとは?

 特定の分野の利益追求をするのではなく、すべての県民の方が幸せになるように考え、実行できることです。

 異動により担当する分野が変わることで、より視野が広がり、より多くの方に知り合うことができ、いろいろな意見を聞くことができます。そして、それらを基に担当している仕事を改善していくと、県民の方に満足していただけるだけでなく、自分のキャリアアップにもつながります。

 専門性を追求する分野もあれば、一般的な分野もあります。また、県内にも様々な地域があり、実際に見聞することができて、各々興味深く、楽しく仕事をするモチベーションとなります。

愛知県職員ならではの仕事・制度についてメッセージをお願いします

 県の仕事は、多岐にわたり、自分のやりたい仕事や興味のある分野を担当できる制度があります。また、市町村や民間との人事交流もあります。通常、3~5年で異動しますが、専門分野を極めたい方用の制度もあります。希望どおりの担当にならないこともありますが、どんな仕事でも、新しい出会いがあり、新しい事案があり、新しい発見があります。そして、周囲のサポートを得ながら、自分なりの成果を出すことができると思います。

 また、部署にもよりますが、県民の方の意見を直接聞くこともありますし、アンケートなどで間接的に知ることもできます。こうした意見を活用して、制度設計を行い、創意工夫しながら、事業を実施し、県民の皆さんの意見などを踏まえて、改善を重ね、県民の方の意見が出尽くしたときに、達成感が生まれると思います。世の中の動きをとらえて、絶えず、見直し続けることが大切です。

受験を考えている方へのメッセージ

 愛知県庁は性別にかかわりなく、能力・意欲に応じて働くことができます。また、ワーク・ライフ・バランスに配慮した各種制度も整備されています。異動により新しい職場になってもサポートしてくれる制度もあります。
 県職員の業務は幅広く、職種も事務だけでなく、各分野の専門家となる技術職の方もいますので、部署によっては、日頃から様々な職種の方と接することもできます。また、仕事をする上で、関係者の意見を聞き、調整することが不可欠となってきます。様々な分野で様々な方の意見を聞くことにより、自分自身の視野が広がります。そして、様々な意見を調整して施策に反映することにより、地域により良い貢献ができます。自分自身と地域のために、ぜひ、愛知県であなたの力を発揮してください。


掲載内容は、取材当時のものです。所属についても当時のものとなっています。