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子育て支援制度利用職員座談会
愛知県では、仕事と家庭の両立を目指して、子育て支援制度を整備しています。
実際に、この制度を利用した職員による座談会を通じて、そのメリットや働き方について感じたことを話していただきました。
座談会参加職員
県民文化局 男女共同参画推進課 太田 美代子
総務局 法務文書課 足立 仁
農林基盤局 林務課 加藤 梨園
制度を利用した理由やきっかけを教えてください。
(太田)
これまでに2度の出産を経験しました。
最初の出産後は1年間の育休を経て復帰しましたが、2度目は双子を授かり、3人の子育ては大変だったので、2年間の育休を取得しました。
(足立)
妻が2人目の子どもを出産した際、上の子のケアをしたいと思い、長期間の育児休業を取得しました。
育児休業中は、毎日のように上の子と地元の児童館に通っていましたね。
(加藤)
産休や育休に加え、入院が必要なほどつわりがひどかったので、妊娠中に療養休暇や妊娠障害休暇も利用しました。
出産後は夫も育休を取得してくれたので、交代で育児をしたり家族でおでかけしたりと、ゆとりを持って子どもと向き合うことができました。
約2年間の育児休業、約1年間の育児短時間勤務を経て、現在は1時間半の部分休業を取得しています。
制度を活用してよかった点などを具体的に教えてください。
(太田)
時間外勤務ができないため、常に日々の締め切りを意識し、 これまで以上に計画的・効率的に業務を進めるように心がけました。
また、子育てや女性の就労等、地域の課題を自分ごととして捉えるようになり、これまでとは違った視点で職務に向き合えるようになったと思います。
(足立)
今は、家庭に重心を置いたキャリア形成の時期なのかなと感じています。
上司や同僚もそのことを理解してくれていて、職場の理解があるのは、子育てに関する制度を取得する上でとてもありがたいことです。
今後、私と同じように育児休業等を取得しようか悩んでいる職員がいたら、安心して利用できるよう にしっかりとサポートしていきたいと思います。
(加藤)
グループ内で業務の進捗を共有し、誰かが休んでもすぐに引き継ぎができる仕組みを導入しました。
在宅勤務の職員でも滞りなく作業ができる環境ができ、グループ全体の効率化や働きやすさにつながったと感じています。
皆さんから、愛知県職員を目指している方にメッセージをお願いします。
(太田)
各種制度が整っていて、職場の理解がありますし、ロールモデルとなる職員もたくさんいます。
ただ、今はこうあるべきなど、決まったかたちはない時代です。自分らしい働き方を見つけて、自分らしく活躍してください。
(足立)
育児に限らず、さまざまな制度があります。
子どもを授かったことをきっかけに調べてみると、改めて制度が充実している職場だと感じました。
用意された制度を組み合わせるなどして、仕事も家庭も充実させてもらえたらと思います。
(加藤)
近年、男性の長期育児休業も当たり前になってきました。
仕事も家庭も大切にできる環境がありますし、自分らしいキャリアを築いていってもらえたらと思います。
説明
〇育児休業 子が3歳になるまでの休業
〇育児短時間勤務 子が小学校に就学する前までの時間短縮勤務