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人材育成・待遇
人材育成制度
「愛知県人材育成基本方針(※)」に掲げる「めざす職員像」の実現に向けて、「人を育てる」施策を4つの領域(能力開発、人事管理、職場環境、職員研修)ごとに体系化し、総合的に人材育成に取り組んでいます。
具体的な取組として、「若手職員のジョブローテーション」や、庁内公募制度である「やりたい仕事挑戦制度」、選択型人事制度である「極めたい分野挑戦制度」などを実施しています。
※同基本方針は、本県職員の人材育成に関する基本的な方針・方向性を定めたものです。詳しくは、人事課のページをご覧ください。
「めざす職員像」
自律的で、スピーディーかつスマートに行動する職員
県民ニーズを的確に把握し、幅広い視野と高い課題解決能力を備え、自ら考え、スピ-ド感を持って、県民目線を大切にしながら効率的・効果的に行動する職員
行政のプロ意識と高い専門能力を持って行動する職員
公務を担う責任感と使命感を備え、行政のプロ意識と高い専門能力を持って行動する職員
サスティナブルな県庁を目指し、組織一体となって、いきいきと活躍する職員
将来を見据え、安定的かつ持続的に県民サービスを提供できるよう、組織の一員としての役割を認識し、仕事と人づくりに取り組み、いきいきと活躍する職員
若手職員のジョブローテーション
多様な職務経験を通じて、職員が幅広い視野や知識を身に付けるとともに、その適性を見いだすため、若手職員を対象としたジョブローテーションを実施しています。
【事務職の場合】
採用から7年間(採用後2回の異動)で、(1)複数の局、(2)本庁(可能な限り、採用3年目までを目途)、(3)3か所の所属を経験できるよう計画的に異動を行います。
(例1)建設局A課 → 労働局B課 → 総務局C課
(例2)D保健所 → 県民文化局E課 → 環境局F課
【専門職の場合】
専門職種ジョブローテーション実施基準に基づき、異動を行います。
専門職種ジョブローテーション実施基準 [PDFファイル/201KB]
やりたい仕事挑戦制度
職員が自ら希望する業務へ応募し、選考に合格すれば異動が可能となる制度です。
職員のチャレンジ精神を尊重し、意欲、能力を直接職務に反映させることにより、職員の士気の高揚と自立的なキャリア形成の支援を図っています。
一般公募型
所属が業務を選定して職員を募集し、その中に自分の挑戦してみたい業務があれば応募し、選考に合格すれば希望の所属に異動できる仕組みです。
2023年度は69名の職員がこの制度を活用して希望の所属に異動しています。
2024年度は、112業務で募集をしています。
【募集業務の具体例】
- STATION Ai プロジェクト推進業務
- 海外スタートアップ支援機関等連携業務
- デジタル化・DX推進業務
- 国際芸術祭「あいち2025」開催準備業務
- アジア競技大会・アジアパラ競技大会推進業務 等
国内最大のスタートアップ支援拠点
「STATION Ai」
2024年10月31日開業
事業提案・業務改善提案型
所属が事業や業務改善提案を求める業務を選定して職員を募集し、その中に自分の挑戦してみたい業務があれば事業や業務改善策を提案し、選考に合格すれば希望の所属に異動できる仕組みです。
所属名 | 業務内容 |
---|---|
総務局 情報政策課 | デジタル化・DX推進業務 |
人事局 総務事務管理課 | 給与、福利厚生及び旅費の集中処理に関する業務 |
防災安全局 防災危機管理課 防災拠点推進室 災害対策課 |
防災対策業務 |
医療療育総合センター 運用部総務課 | 管理業務のデジタル化・効率化 |
経済産業局 産業政策課 | 経済産業施策の広報・企画調整業務 |
教育委員会事務局 総務課 | 総合教育センター移転整備事業 |
自己申請型
職員が自らの能力やスキル、経験を自分の挑戦してみたい業務の担当所属に売り込み、選考に合格すれば希望の所属に異動できる仕組みです。
「一般公募型」、「事業提案・業務改善提案型」のように限られた業務だけでなく、自分がやりたい仕事に何でもチャレンジすることができます。
極めたい分野挑戦制度
ジョブローテーションを終了した事務職の職員が、自ら進みたい職務分野を選択・応募し、選考に合格すれば選択した分野に軸足を置いて職務を行うことができる制度です。
主体的・計画的なキャリア開発を行い、当該分野の専門人材を効果的に育成しています。
【募集している職務分野(8分野)】