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愛知県人権尊重の社会づくり条例

ページID:0380635 掲載日:2024年1月4日更新 印刷ページ表示

愛知県人権尊重の社会づくり条例は、人権尊重の社会づくりに関する施策を総合的かつ計画的に推進し、あらゆる人権に関する課題の解消を図るとともに、全ての人の人権が尊重される社会の実現に寄与することを目的に、県、県民及び事業者の責務を明らかにし、人権尊重の社会づくりに関する施策の基本となる事項を定めています。

条例の概要

◇ 目的

人権尊重の社会づくりについて、県、県民及び事業者の責務を明らかにするとともに、人権尊重の社会づくりに関する施策(以下「人権施策」という。)の基本となる事項を定めること等により、人権施策を総合的かつ計画的に推進し、もってあらゆる人権に関する課題の解消を図るとともに、全ての人の人権が尊重される社会の実現に寄与すること。

◇ 主な内容

  • 県、県民及び事業者の責務を明記し、人権施策を総合的かつ計画的に推進する。
  • 人権施策に関する基本的な計画を定めるとともに、人権に関する相談に対応するための窓口の設置その他必要な体制の整備を行う。
  • インターネット上の誹謗中傷等を未然に防止するために必要な教育、啓発や被害者の支援を図るために必要な施策を行う。
  • 本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けて、その解消の必要性についての県民及び事業者の理解を深めるために必要な取組を推進する。
  • 部落差別の解消に向けて、県民及び事業者の正しい理解を深めるために必要な取組を推進する。
  • 性的指向及び性自認の多様性について、県民及び事業者の理解を深めるために必要な取組を推進する。
  • 人権施策の推進に関する重要事項を調査審議させるため、愛知県人権施策推進審議会を設置する。

◇ 施行日

2022年4月1日 施行

ただし、本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する第9条から第12条の規定は、2022年10月1日から施行

◇ 条例全文

愛知県人権尊重の社会づくり条例(全文) [PDFファイル/151KB]

愛知県人権尊重の社会づくり条例解釈運用基準 [PDFファイル/466KB]

愛知県の取組

啓発の推進

「人権教育・啓発に関する愛知県行動計画」に基づき、人権施策を総合的かつ計画的に推進します。

(詳しくはこちら 「人権教育・啓発に関する愛知県行動計画」

人権に関する学習機会の確保や人権に関する広報、情報提供を積極的に行います。

人権啓発の拠点として、「あいち人権センター」で、人権情報の収集や発信、研修の支援などに取り組みます。

相談体制の充実

人権に関する相談窓口を設置するなど、必要な体制の整備を図ります。

(詳しくはこちら 「人権に関わる相談窓口」

審議会の開催

学識経験者で構成する「愛知県人権施策推進審議会」を開催し、人権施策の推進に関する重要事項について、調査・審議を行います。

(詳しくはこちら 「愛知県人権施策推進審議会」

県民・事業者の皆様へ

家庭、地域、学校、職場その他の社会のあらゆる分野において、また、事業者がその事業活動を行うにあたっては、人権尊重の社会づくりに寄与するよう努めるとともに、県が実施する人権施策に御協力いただきますようお願いします。

啓発資料

愛知県人権尊重の社会づくり条例に関する啓発資料です。研修や学習の際に御活用ください。

条例制定の経緯

条例の制定にあたっては、「愛知の人権施策に関する有識者会議」の意見を伺うとともに、パブリック・コメント制度により県民の皆様からの意見を募集しました。

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