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海上の森における県の取り組みについて

ページID:0269714 掲載日:2010年1月29日更新 印刷ページ表示

海上の森

 「海上の森」は、瀬戸市南東部に位置し、都市の近郊にありながら、広くまとまった森林と、その中に農地や水辺等があって、身近で多様な自然環境があります。2005年日本国際博覧会(愛知万博)計画の議論の中で、自然への関心を呼び起こす場となりました。愛知万博が終了した現在では、愛知万博の原点の森として、ますます注目を集めています。愛知県では、あいち海上の森センターを拠点とし、海上の森の保全と活用を図る取り組みを進めています。

海上の森の保全と活用

 海上の森の保全と活用については、平成15年11月に県が公表した「里山学びと交流の森づくりの取組」に基づいて実施しています。この取組方針は、有識者、自然保護関係者及び地元関係者からなる「里山学びと交流の森検討会」の最終報告(平成15年8月)に沿って決定したものです。
 その取組方針では、県民参加のもとに「海上の森」の自然環境を将来にわたり適切に保全しつつ、環境学習、里山保全活動や森づくり活動の場として活用し、里山保全のモデルとなることを目指しています。

これまでの取組

 森林や里山への理解を深めるために、平成12年度から県民の皆様が参加体験する普及啓発事業を順次実施しています。平成20年度は、森づくりや里づくり等、年間52回実施し、延べ1,500人の参加がありました。
 また、県民参加の組織として「海上の森の会」が平成16年12月に発足しました。平成17年度には、県と基本協定を締結し、自主的な森づくりや里づくり活動、環境美化や巡視活動、生物季節調査等、県と協働した活動を幅広く展開しています。
 さらには、「海上の森」を将来にわたり保全活用することを明確に規定するため、専門家で構成される「海上の森保全活用計画検討会」の検討結果や県民の皆様の意見等を踏まえ、「あいち海上の森条例(平成18年4月1日施行)」を制定しました。

今後の取組

 今後は、「あいち海上の森条例」に基づき、愛知万博の理念や成果を継承し発展させていくために、「海上の森」を「愛知万博記念の森」として将来にわたり保全活用するとともに、人と自然との新たな関わりの在り方を探求する場として活用し、県民参加のもとに森林や里山に関する学習と交流の拠点づくりを進めていきます。

問合せ

愛知県 あいち海上の森センター
電話: 0561-86-0606
FAX: 0561-85-1841
E-mail: kaisho@pref.aichi.lg.jp