「海上の森」との企業連携プロジェクトを募集しています

　あいち海上の森センターでは、「海上の森」で県民の参加と協働により森林整備や里山再生のモデルづくりを進めており、企業による海上の森を活用した社会貢献活動を「海上の森との企業連携プロジェクト」として実施しています。この企業連携プロジェクトへの参加企業を募集しています。

　愛知県では、愛知万博の理念と成果を継承し、人と自然の共生を軸とした新たな地域社会の形成に努めることとしております。
　特に、博覧会の原点である「海上の森」につきましては、愛知万博記念の森として適正に保全するとともに、森林や里山に関する学習と交流の拠点として活用し次世代に引き継ぐため、人と自然の豊かな関係づくりを目指した、「あいち海上の森条例」を制定し、県民始め幅広い主体の参加と協働により森林整備や里山再生のモデルづくりを進めております。
　つきましては、こうした取組からも企業の社会貢献活動として御支援いただき、「海上の森」を県・県民・企業など多様な主体が連携して、愛知万博の精神を引き継ぎ、全国的にも評価される「愛知万博記念の森」として育てていきたいと考えております。

1. 企業は、あいち海上の森センターに対し、活動の実施を協議します。 あいち海上の森センターは企業の意向や実施内容を聞き、活動場所や区域を選定します。
2. 企業はあいち海上の森センターと調整し実施計画を作成します。
3. あいち海上の森センターと企業が覚書を締結します。 覚書の期間は、3年以内とし、必要に応じて更新は可能。 連携事業が1年未満のものは、確認書の締結とする。
4. 企業は、覚書（確認書）に基づき、活動を実施します。

• 海上の森での取組は、愛知万博の理念や成果を継承するものとして企業のイメージ向上に役立ちます。
• 海上の森での取組は、自然環境保全や人と自然が共生する社会づくりへの貢献などの側面があり、企業の環境保全に関するCSRの取組の一つとして情報発信ができます。
• 社員や家族の皆さんの憩いの場、学習の場、レクリエーションの場として活用できます。
• その他、森林整備や里山保全活動などの場が確保できます。

• 企業の主催により、海上の森での保全活動（人工林の間伐・雑木林の手入れ・竹林の整備など）や自然散策・ふれあい体験などを、社員の方又は一般県民を対象にイベントとして実施する。
• 海上の森を活用して、里山や森林に関する講座や講演会、シンポジウム、又は企業が環境に対して取組んでいる内容をわかりやすく解説する出前講座などを一般県民や小中学生などを対象に実施する。
• 海上の森の一定区域内において、人工林の間伐や間伐材を利用した木工教室などを企業自ら企画し、継続的に実施する。
• 海上の森で県と協働して活動する県民参加の組織「海上の森の会」（平成16年12月に設立）に賛助会員として企業が参加し支援するとともに、社員等は会員として活動に参加する。

• プロジェクト（事業）にかかる経費は企業の負担となります。
• 傷害保険には加入していただきます。
• あいち海上の森センターは活動の実施にあたって、企画協力、広報協力、講師紹介、技術指導、用具等の貸出、実施支援、後援名義など協力支援します。

• 海上の森内での火気使用は厳禁です。
• 独占的利用や活動区域外へは立ち入ることはできません。
• 海上の森内に名称や看板など企業の命名権や広告施設等はできません。
• 海上の森内の立竹木のいかなる権利も付与はできません。

覚書の締結の状況はこちらからご覧いただけます。

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