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昆虫(海上の森自然観察インフォメーション)

ページID:0304816 掲載日:2020年9月18日更新 印刷ページ表示

昆虫(海上の森自然観察インフォメーション)

昆虫
海上の森で観察される昆虫です。
(50音順)

掲載種リスト

・ア行
アオドウガネ アオハダトンボ アオマダラタマムシ アカシジミ アカスジカメムシ アカタテハ アキアカネ アゲハチョウ アサギマダラ アサヒナカワトンボ アサマイチモンジ アブラゼミ イチモンジセセリ イチモンジチョウ ウスタビガ ウスバカゲロウ ウスバキトンボ ウラギンシジミ ウラナミシジミ エゴツルクビオトシブミ エサキモンキツノカメムシ オオアオイトトンボ オオカマキリ オオシオカラトンボ オオスズメバチ オオチャバネセセリ オオミズアオ オグマサナエ オスグロトモエ オニヤンマ オンブバッタ 

・カ行
カシルリオトシブミ カシワマイマイ カトリヤンマ カノコガ カブトムシ キアシナガバチ キタキチョウ キタテハ ギフチョウ キマダラセセリ キマワリ キンモンガ クマゼミ クマバチ クルマバッタ クルマバッタモドキ クロコノマチョウ クロハナムグリ クロヒカゲ ゲンジボタル コアオハナムグリ コオニヤンマ コクワガタ コジャノメ コツバメ コノシメトンボ コバネイナゴ ゴマダラカミキリ ゴマダラチョウ コミスジ コムラサキ

・サ行
ササキリ サトキマダラヒカゲ シオヤアブ シオヤトンボ シマサシガメ ジャコウアゲハ ジャノメチョウ ジョウカイボン ショウジョウトンボ ショウリョウバッタ スジクワガタ セスジイトトンボ センチコガネ

・タ行
ダイミョウセセリ タカネトンボ ツクツクボウシ ツチイナゴ ツバメシジミ ツマキチョウ ツマグロオオヨコバイ ツマグロバッタ ツマグロヒョウモン テングチョウ トゲカメムシ トノサマバッタ トラフシジミ

・ナ行
ナガサキアゲハ ナナフシモドキ ナナホシテントウ ニイニイゼミ ニホンカワトンボ ニワハンミョウ ネキトンボ ノコギリクワガタ

・ハ行
ハグロトンボ ハッチョウトンボ ハラビロカマキリ ハラビロトンボ ハルゼミ ハンミョウ ヒオドシチョウ ヒカゲチョウ ヒグラシ ヒメアカネ ヒメウラナミジャノメ ヒメカマキリ ヒメジャノメ ヒメスズメバチ ヒメトラハナムグリ ヒメホシカメムシ ビロードツリアブ ヘイケボタル ベニシジミ ホソバセセリ ホソヘリカメムシ ホタルガ

・マ行
マイマイガ マダラカマドウマ マユタテアカネ マルカメムシ ミズイロオナガシジミ ミドリヒョウモン ミヤマアカネ ミヤマカミキリ ミヤマクワガタ ミヤマセセリ ミンミンゼミ ムカシヤンマ ムラサキシジミ モノサシトンボ モンキアゲハ モンキチョウ モンシロチョウ

・ヤ行
ヤブキリ ヤブヤンマ ヤマサナエ ヤマトシジミ ヤマトタマムシ ヤマトフキバッタ ヤママユガ

・ラ行
リスアカネ ルリタテハ


昆虫(50音順)
種名・写真 概要
ア行

アオドウガネ

アオドウガネ

コガネムシ科

体長:18~25mm

広葉樹林でみられる。

背面は金属光沢がある緑色で、前翅の側縁を縁取るように走る隆起線は翅端に達する。

腹の下面は一様に長毛で覆われる。

アオハダトンボ

アオハダトンボ

カワトンボ科

全長:55~63mm。

河川の周辺などでみられる。

体全体に金属光沢があり、オスの翅は全体が青藍色に輝き、翅脈が金緑色に輝く。メスの翅は褐色で、白い偽縁紋がある。

ハグロトンボに似るが、本種のほうが翅の円みが強く、翅の色も異なることなどで区別できる。

アオマダラタマムシ

アオマダラタマムシ

タマムシ科

体長:16~29mm

金属光沢のある青緑色の体で、上翅には凹凸があり斑紋が並ぶ。

サクラやウメ、ツゲなどの枯木に集まる。

アカシジミ

アカシジミ

シジミチョウ科

開長:35~45mm

落葉広葉樹林に生息。

翅の表面の地色は橙色で、翅頂付近に外縁に沿った黒班がある。裏面は橙色の地色に白色条があり、後翅亜外縁には濃橙色の斑紋列があり、尾状突起をもつ。

幼虫はコナラ、アベマキ、アラカシなどのブナ科を食草とする。

アカスジカメムシ

アカスジカメムシ

カメムシ科

体長:10~12mm

黒色に5本の赤い縦すじを持つ、ファッショナブルなカメムシ。

ヤブジラミ、シシウドなどセリ科の植物の花でよく見られ、一個所に何匹ものアカスジカメムシが集まっていることもある。

アカタテハ

アカタテハ

タテハチョウ科

開長:50~60mm。

前翅表面は赤色が広がり、前翅頂付近は黒色で、白斑がある。後翅表面は褐色で、赤く縁取られる。

翅形はメスのほうがやや丸みを帯び、頭部・複眼はオスのほうが大きく目立つ。

成虫で越冬する。

幼虫はイラクサ科のイラクサ、カラムシなどを食草とする。

アキアカネ

アキアカネ

トンボ科

体長:36~43mm

代表的なアカトンボ。

夏の暑い時期を山の上で過ごし、秋になると平地に降りてきて産卵する。

アゲハチョウ

アゲハチョウ

アゲハチョウ科

開長::65~90mm

身近に見ることのできる大きなチョウ。

山の中より、人が生活している周辺でよく見られる。

生け垣や木の周辺を、同じ経路を飛ぶ(蝶道)。

アサギマダラ

アサギマダラ
撮影:山本征弘

マダラチョウ科

開長:80~100mm

アゲハチョウよりも大きく、はねの斑点部分は半透明になっておりフワフワと飛ぶ。

移動性がつよく、数百キロ離れた場所で発見されたりする。

海上の森では、群馬県から飛来した個体が確認されたことがある。

アサヒナカワトンボ

アサヒナカワトンボ

カワトンボ科

体長:47~68mm

沢沿いやその周辺の林でみられる。

以前はニシカワトンボとよばれていた。

オスには翅の色にオレンジ色と透明の2タイプが存在し、体は強い金属光沢のある緑色。沢付近の小枝や葉上にとまり、なわばりをつくる。

メスの体は鈍い銅色。

アサマイチモンジ

アサマイチモンジ

タテハチョウ科

開長:48~61mm

イチモンジチョウに似るが、本種は前翅中央の白斑紋(上から4つ目)がやや大きく、中心がずれない。

また、前翅中央に白斑が目立つ。オス・メスの区別は難しい。

イチモンジチョウよりも見られる機会は少ない。

幼虫は、スイカズラやタニウツギなどを食草とする。

アブラゼミ

アブラゼミ

セミ科

体長:36~38mm

一番ポピュラーな、どこでも見られるセミ。

はねが油にぬれたような茶色になっていることと、体に白い縞模様がある。

鳴き声:ジリジリジーィ

イチモンジセセリ

イチモンジセセリ

セセリチョウ科

開長:34~40mm

セセリチョウの中では最も普通に見られる。後翅の白色点は直線的に並ぶ。

年3~4回ほど発生を繰り返し、本州の暖帯で晩夏~初秋に羽化した成虫は大集団を形成し、4~5日連続して土着地から北方や高標高地へ渡る。

幼虫はイネ科の植物をを食草とし、イネの葉を綴って巣(苞:つと)を作ることから「イネツトムシ」ともよばれる。

イチモンジチョウ

イチモンジチョウ

タテハチョウ科

開長:24~36mm

雑木林の林縁や林内にすむ。

翅表は黒褐色の地色、前・後翅にかけて1本の太い白帯があるのでこの名がある。

飛び方は素早くて、活発。

地上で吸水したり、獣糞で吸汁したりする。

ウスタビガ

ウスタビガ

ヤママユガ科

開長:75~100mm

オスは橙色、メスは橙黄色。各翅に1つずつ半透明の斑紋がある。

木の枝に、長い柄のついた黄緑色の繭をぶら下げる。

幼虫は、クリ、クヌギ、コナラ、エノキなどの葉を食べる。

ウスバカゲロウ

ウスバカゲロウ
成虫

アリジゴク
幼虫の巣(アリジゴク)

ウスバカゲロウ科

体長:75~85mm

体は茶褐色で細長く、透明な翅の縁に白い斑紋がある。

幼虫は縁の下などの砂地に「アリジゴク」とよばれる、すり鉢状の巣をつくり、落ちてきた小昆虫などを捕えて食べる。

ウスバキトンボ

ウスバキトンボ

トンボ科

全長:44~54mm

体は全体的に橙黄色で、アカトンボ類によく似るが、胸側面に黒条がないことで区別できる。

後翅の基部に橙色斑がある。

移動性が強く、国内で広くみられるトンボで、海上の森では主に夏~秋にかけて群れで飛んでいる姿がみられる。

ウラギンシジミ

ウラギンシジミ
撮影:林 隆男

シジミチョウ科

開長:35~40mm

裏面の銀白色が良く目立つチョウ。

6月ごろから羽化し始め、10月までに年2~3回発生する。

林縁でよく見られる。

クルクルと旋回するように飛び、地上によくとまる。

ウラナミシジミ

ウrナミシジミ

シジミチョウ科

開長:25~35mm

ヨーロッパからアジアまで広く分布しており、海を越えて遠距離の渡りをする。

日本の本土では、九州~関東地方南部沿岸の温暖な地域で越冬し、発生を繰り返しながら分布を北に拡大する。

海上の森では秋にみられている。

後翅に尾状突起があり、裏面は灰黄色で、白帯が波状となる。

幼虫はマメ科植物を食草とする。

エゴツルクビオトシブミ

エゴツルクビオトシブミ
成虫

ゆりかご
ゆりかご

オトシブミ科

体長:5~8mm

オスの首が(前胸部)が体の半分近くあるオトシブミ。

メスは卵を産み付ける「ゆりかご」を作るので、オスほど首は長くならない。

5~8月ごろにエゴノキで見られる。

エサキモンキツノカメムシ

エサキモンキツノカメムシ

ツノカメムシ科

体長:11~13mm

背中にハートマークをもつカメムシ。

体は黄緑色を帯びた褐色、前胸背の両側は黒色で側方に突出する。

ハートマークが逆三角形状になる個体もいる。

オオアオイトトンボ

オオアオイトトンボ

アオイトトンボ科

全長:40~55mm

池や湿地の周辺、林内などでみられる。

アオイトトンボよりもやや大きく、体色は光沢のある緑色で、オス、メスともに成熟しても胸部に白粉をおびない

産卵は高い樹木の枝に行い、集団で産卵することがある。

オオカマキリ

オオカマキリ

カマキリ科

全長:68~95mm

大人の手ほどの大きさがあり、体色は緑色や褐色が強いもの、その中間などさまざま。

前脚の間の胸は薄い橙黄色。

後翅を広げると、その半分以上が濃い紫褐色斑となる

卵鞘(らんしょう)は、球形に近い盛り上がった形をしている。

オオシオカラトンボ

オオシオカラトンボ(オス)
オス

オオシオカラトンボ(メス)
メス

トンボ科

全長:52~61mm

シオカラトンボを立派にしたようなトンボ。

シオカラトンボは、腰から下が急に細くなっているが、オオシオカラトンボは尾の先までほぼ同じ太さ。

オスは濃いめの水色で、メスはくすんだ黄色。

オオスズメバチ

オオスズメバチ

スズメバチ科

体長:25~40mm

日本最大のハチで、もっとも凶暴で毒性もつよい危険なハチ。

樹液や昆虫、果実を食べるが、秋頃にほかのハチの巣を襲うこともある。

オオチャバネセセリ

オオチャバネセセリ

セセリチョウ科

開長:30~40mm

翅の表面は濃い茶色、裏面は茶色で、後翅裏面の白点は互い違いに並ぶ。

幼虫はイネ科の植物を食草とする。

オオミズアオ

オオミズアオ

ヤママユガ科

開長:80~120mm

大型の蛾。しばしば明かりに飛来する。

春型は翅全体が青みがかっており、夏型は淡い緑色である。

前翅と後翅にはそれぞれ中央に丸い斑紋が1個ずつある。前翅前縁は赤色~黒色。

幼虫はバラ科、ブナ科などの樹木の葉を食べる。

オグマサナエ

オグマサナエ

サナエトンボ科

全長:47~52mm

周囲に樹林のある抽水植物の繁茂する水面の開けた池沼などに生息する。

翅胸前面の黄条は逆L字型で、胸部側面の黒条1本。

オスグロトモエ

オスグロトモエ
メス(夏型)

ヤガ科

開長:57~72mm

前翅に1対の巴型の斑紋をもつガ。

春型はオスメス共に茶色っぽい翅の色をしているが、夏型のオスは黒褐色となる。

ハグルマトモエに似るが、本種のほうが翅の巴紋が比較的小さいこと、白い波状線がぼやける傾向にあることで区別できる。

幼虫はネムノキやハリエンジュの葉を食べる。

オニヤンマ

オニヤンマ
撮影:山本征弘

オニヤンマ科

全長:90~110mm

緑の目とはっきりとした黄色と黒色の模様をもつ、日本で最大のトンボ。

幼虫も成虫も、生きた獲物を食べる肉食性。

同じ場所をくりかえし飛んでいる。

オンブバッタ

オンブバッタ

オンブバッタ科

全長:20~47mm

草地や街中の荒れ地でもみられる。

ショウリョウバッタを小さくしたようなバッタで、緑色個体と褐色個体がいる。

交尾の際にはメスがオスを「おんぶ」する形となる。

カ行

カシルリオトシブミ

カシルリオトシブミ

オトシブミ科

体長:3.2~4.5mm

広葉樹林でみられる。

カシ類やフジ類などにあつまる。

体は小さく、背面には金属光沢がある。

カシワマイマイ

カシワマイマイ(成虫)
成虫

幼虫
幼虫

ドクガ科

開長:オス約49mm メス約82mm。

オスは小型で、翅の色は変異に富む。

メスは大型で、翅の模様はマイマイガにやや似るが、マイマイガよりも大型である。

幼虫は前方と後方に伸びる毛束をもち、ブナ科、バラ科、カエデ科などの樹木の葉を食べる。

カトリヤンマ

カトリヤンマ

ヤンマ科

全長:66~77mm

池や水田などの水辺や、林内でみられるトンボ。

体は黄緑色でギンヤンマのようにも見えるが、腹部の付け根付近が細い。

カノコガ

カノコガ

ヒトリガ科

開長:30~37mm

日中飛翔し、明かりには飛来しない。

翅には鹿の子(かのこ)状の白紋があり、腹には2本の黄褐色帯がある。

幼虫はタンポポなどを食草とする。

カブトムシ

カブトムシ(オス)
オス

カブトムシ(メス)
メス

コガネムシ科

体長:30~55mm

日本の虫の王様。

ツノまで含めた大きさは日本最大の昆虫。

クヌギやコナラの雑木林にすみ、夜になると樹液を吸いにくる。

キアシナガバチ

キアシナガバチ

スズメバチ科

体長:18~23mm

全体的に黄色っぽいアシナガバチ。

セグロアシナガバチと並び、国内のアシナガバチでは最大級の大きさ。

胸~腹部第1節にかけて黄色の縦筋が1対ある。

キタキチョウ

キタキチョウ
撮影:山本征弘

シロチョウ科

開長:35~45mm

以前は「キチョウ」とよばれていた。

DNA分析の結果、本土に生息するものは「キタキチョウ」、南西諸島を中心に生息するものは「キチョウ」(混生)と判明した。

体が細長く、羽の色が黄色で、黒い紋がある。

幼虫は緑色のイモムシで、ネムノキなどのマメ科の植物を食草とする。

6月から夏型、10月から秋型が発生し、春先に見られるのは越冬した秋型の成虫。

キタテハ

キタテハ
撮影:林 隆男

タテハチョウ科

開長:22~34mm

河原や荒れ地など開けた場所にすみ、市街地にも見られる。

地表近くを活発に飛び回り、クヌギの樹液を吸ったり、動物の排泄物などを吸汁したりする。

地上で吸水することもある。

ギフチョウ

ギフチョウ

アゲハチョウ科

開長:50~60mm

サクラの咲く時期に現れ「春の女神」「早春の舞姫」といわれる。

日当りのよい雑木林や谷をゆったりと飛んでいる。

近年、観察数が減っている。

キマダラセセリ

キマダラセセリ

セセリチョウ科

開長:25~32mm

翅の裏面に黄色のまだら模様があり、表面に帯状の黄班があるセセリチョウ。

平地~山地の樹林や草地などでみられる。

幼虫はアズマネザサ、マダケ、クマザサなどイネ科の植物を食草とする。

キマワリ

キマワリ

ゴミムシダマシ科

体長:16~20mm

立ち枯れ木や薪などに集まり、日中、樹皮の上を活発に歩き回る。

幼虫・成虫ともに朽木を主に食べる。

キンモンガ

キンモンガ

アゲハモドキガ科

開長:32~39mm

黒と黄色の2色の翅が特徴的なガで、黄色の部分が白くなるものもいる。

日中に飛翔する。幼虫はリョウブなどを食樹とする。

クマゼミ

クマゼミ

セミ科

体長:40~48mm

日本最大のセミで鳴き声も大きい。

1個所に何匹ものクマゼミが集まっていることもある。

関東以西でごく普通に見られる。

鳴き声:シャアーシャア

クマバチ(キムネクマバチ)

クマバチ

ミツバチ科

体長:約23mm

「クマンバチ」とも呼ばれる。

大型でずんぐりした体形で、胸は黄色の毛に覆われている。

働きバチはいない。性質はおとなしい。

春にフジなどの花に集まる。

クルマバッタ

クルマバッタ(褐色型)
褐色型

クルマバッタ(緑色型)
緑色型

バッタ科

全長:35~65mm

草地などで見られる。

オスは飛ぶときに「ブルルルル・・・」という低い羽音を出す。

トノサマバッタに似るが、後翅に輪状の黒帯があることと、胸背面が膨らむことで区別できる。

緑色型と褐色型の個体がいる。

クルマバッタモドキ

クルマバッタモドキ
褐色型

クルマバッタモドキ
緑色型

バッタ科

全長:32~65mm

草地などで見られる。後翅に輪状の黒帯がある。

クルマバッタに似るが、胸背面が直線的であることや、上から見たときに前胸背板のX字状の白い細線がよりはっきりと見えることで区別できる。

褐色型と緑色型の個体がいる。

クロコノマチョウ

クロコノマチョウ

タテハチョウ科

開長:60~80mm

大型のチョウ。

翅の裏面は枯葉にそっくりで、後翅には小さな眼状紋が並ぶ。表面は前翅頂付近に、橙色で縁取られ内部に白点がある大きな黒班がある。

幼虫は、イネ科のススキ、ジュズダマ、ヨシなどを食草とする。

クロハナムグリ

クロハナムグリ

コガネムシ科

体長:11~14mm

広葉樹林やその周辺で見られ、キク科などの植物の花に集まり、花粉や蜜を食べる。

体色はつやのない黒色で、前翅中央に白っぽい斑紋が目立つ。

幼虫は朽木を食べる。

クロヒカゲ

クロヒカゲ

タテハチョウ科

開長:45~55mm

森林性のチョウ。

前翅裏面の前翅頂付近と後翅裏面の外縁に沿って眼状紋がある。

幼虫の食草はササ類。

海上の森では間伐等の手入れにより下草のササ類が増加し、そのためか近年目撃数が増加している。

ゲンジボタル

ゲンジボタル
撮影:林 隆男

ホタル科

体長:12~18mm

ヘイケボタルよりやや大きい。

成虫になると何も食べずに、水滴を吸うだけでその寿命は10日あまり。

オスは飛びながら光り、メスは葉先で光る。

コアオハナムグリ

コアオハナムグリ

コガネムシ科

体長:10~14mm

キク科などの植物の花に集まり、花粉や蜜を食べる。

体色は主に緑色で、背面全体に短毛が生えている。

前翅には白っぽい小紋が並ぶ。

幼虫は腐葉土を食べる。

コオニヤンマ

コオニヤンマ

サナエトンボ科

体長:75~93mm

サナエトンボ科で最大の種。

後脚は大きく発達し、頭は体の大きさの割に小さい。

幼虫は河川で育ち、成虫になると丘陵や山に移動し、産卵のために再び河川に戻る。

コクワガタ

コクワガタ(オス)
オス

コクワガタ
メス

クワガタムシ科

体長:オス17~54mm、メス22~33mm

最もふつうにみられるクワガタムシ。

オスは体の大きさによって大あごの形が異なるが、大型個体では長くまっすぐに伸び、内歯が1つである。

小型個体では、根元に内歯があるものや、消失してしまったものもいる。

メスの背面はつや消し状。

コジャノメ

コジャノメ

タテハチョウ科

開長:40~50mm

前翅裏面には大きな眼状紋がある。

ヒメジャノメに似るが、本種のほうが翅の色が濃く、後翅裏面のもっとも大きな眼状紋の上にある小紋が明瞭な点で区別できる。

幼虫はススキなどのイネ科の植物を食草とする。

コツバメ

コツバメ

シジミチョウ科

開長:23~30mm

年1回、3月下旬から4月ごろに見られるチョウ。

雑木林の周りにすみ、林縁をすばやく飛ぶ。

フキノトウやキブシなどで吸蜜したり、地上でよく吸水したりする。

コノシメトンボ

コノシメトンボ(オス)
オス

コノシメトンボ(メス)
撮影:山本征弘                     メス

トンボ科

全長:38~45mm

胸の側面に「逆N字」型の条をもち、はねの先端に濃い褐色斑があるアカトンボ。

開放的な池や沼に生息し、10月頃によく見られる。

成熟したオスは、全身が鮮やかな赤色に染まる。

コバネイナゴ

コバネイナゴ

バッタ科

全長:18~34mm

水田の周りで見られる。

前翅は腹端に達しないことが多い。

複眼の後方から黒褐色のすじが走る。

イネをはじめとしたイネ科の植物を食草とする。

ゴマダラカミキリ

ゴマダラカミキリ
撮影:林隆男

カミキリ科

体長:25~35mm

青みがかった黒地に白い点々もようを持つおなじみのカミキリムシ。

幼虫はミカンやイチジク、クワなどの生木を食べる。

都市部の街路樹のプラタナスを食害することもある。

ゴマダラチョウ

ゴマダラチョウ

タテハチョウ科

開長:60~85mm

大型のチョウで、翅には白点がちりばめられる。

口吻は鮮やかな橙色。

樹液や腐果に飛来するが、地面での吸水もする。

幼虫はニレ科のエノキなどの樹木の葉を食べる。

コミスジ

コミスジ

タテハチョウ科

開長:44~55mm

濃茶色地に三本の白い帯を持つやや小さめのタテハチョウ。

はねを開いてとまることが多い。

林の周辺で見られ、滑空と小さなはばたきを繰り返す独特の飛び方をする。

コムラサキ

コムラサキ

タテハチョウ科

開長:55~70mm

オスの翅の表面は光りの当たり方によって瑠璃色に輝き、メスは淡い茶褐色。

ヤナギ類などの樹液に飛来する。

幼虫は、ヤナギ科のネコヤナギ、バッコヤナギ、シダレヤナギなどを食草とする。

サ行

ササキリ

ササキリ

キリギリス科

全長:20~28mm

林縁などでみられる、小さなキリギリスのなかま。

体の上部は黒褐色で、後脚節先端は黒色。昼間に活動し、「シュリ、シュリ、シュリ」と鳴く。

サトキマダラヒカゲ

春型
春型

夏型
夏型

タテハチョウ科

開長:50~64mm

中型のチョウ。

翅の表面は茶褐色の地色で、黄色線、斑内に黒点のある楕円形の黄班がある。

裏面には黄白色~黄褐色の地色に複雑な紋様がある。

日中、樹林周囲を活発に飛翔し、樹液や果実に集まるほか、路上での吸水もする。

幼虫はマダケ、アズマネザサ、メダケなどのタケ・ササ類の各種を食草とする。

シオヤアブ

シオヤアブ

ムシヒキアブ科

体長:22~30mm

草地や林縁などでみられる。

大型のムシヒキアブで、コウチュウ目やハチ目の昆虫を好んで捕食する。

オスの腹端には白色の毛が密生し、メスにはそれがない。

シオヤトンボ

シオヤトンボ(オス)
オス

シオヤトンボ(メス)
メス

トンボ科

全長:36~49mm

春先早くから姿を現す、太めのトンボ。

水田、池沼や湿地の周りにすんでいる。

春先に出たばかりの個体はオスメスともによく似た見た目をしているが、徐々に体は白い粉で覆われ、オスメスの区別がしやすくなる。

シマサシガメ

シマサシガメ

サシガメ科

体長:13~16mm

腹部と脚に縞模様をもつサシガメ。

他の昆虫などに口を突き刺して体液を吸汁する。

草や樹上、地表などでみられる。

ジャコウアゲハ

ジャコウアゲハ
撮影:山本征弘

アゲハチョウ科

開長:42~60mm

オスは黒色で後翅に赤色紋の列があり、メスは黄灰色で後翅に黄色紋の列がある。

胴体に、黄色から赤色の毛を持つ。

食べる草は毒のあるウマノスズクサとオオバウマノスズクサなので、ジャコウアゲハも毒チョウの1種。

そのため、他のアゲハなどから比べるとゆっくりと舞うように飛ぶ。

ジャノメチョウ

ジャノメチョウ

タテハチョウ科

開長:50~65mm

草原などに生息。

翅は茶色で、青い眼状紋がある。裏面の濃淡は個体差がある。

幼虫はススキなどのイネ科を主に食草とする。

ジョウカイボン

ジョウカイボン

ジョウカイボン科

体長:14~18mm。

広葉樹の葉の上や様々な花の上などでみられる。

翅鞘は茶褐色であるが、黒化するものもいる。

一見するとカミキリムシのようにも見えるが、翅鞘は柔らかく、成虫・幼虫ともに肉食性。

ショウジョウトンボ

ショウジョウトンボ

トンボ科

全長:38~55mm。

池や湿地、水田などの周辺でみられる。

成熟したオスは鮮やかな朱色~赤色になる。メスや未熟なオスは橙黄色~黄褐色。

翅の基部に橙色斑がある。

アカトンボ類によく似るが、胸に黒条がないことで区別できる。

ショウリョウバッタ

ショウリョウバッタ

バッタ科

体長:40~82mm

背丈の低い草地や駐車場などで見られるほか、街中の草地でも見られる。

とがった頭をしており、体色は緑色~褐色で、枯れ草色の個体もいる。

オスは「キチキチ」と鳴きながら飛び、「キチキチバッタ」とも呼ばれる。

メスの大きさはオスの倍くらいあり、体も太い。

スジクワガタ

スジクワガタ

クワガタムシ科

体長:オス15~40mm、メス14~24mm

オス、メスともに黒色~黒褐色。オスの小型個体やメスの前翅には明瞭なスジがある。

大型のオスはコクワガタに似るが、内歯が2つつながっていることで区別できる。

セスジイトトンボ

セスジイトトンボ

イトトンボ科

体長:27~37mm

池や水田などで見られる。

雌雄で体色が異なり、メスは黄緑~黄褐色。

センチコガネ

センチコガネ

センチコガネ科

体長:14~20mm

地面を歩いている姿がよく見られる甲虫。

動物のフン、落ちた果実、腐った植物などを食べる。

体の色は様々。

タ行

ダイミョウセセリ

ダイミョウセセリ

セセリチョウ科

前翅長:30~40mm

翅全体が黒褐色で、白い斑紋があるセセリチョウ。

樹林や草地でみられる。

幼虫はヤマノイモ、オニドコロなどヤマノイモ科の植物を食草とする。

タカネトンボ

タカネトンボ

エゾトンボ科

全長:53~65mm

池や湿地など水辺の周辺でみられるトンボ。

体は金属光沢があり美しい。

ツクツクボウシ

ツクツクボウシ

セミ科

体長:29~31mm

鳴き声が特徴的で「ツクツク法師」とリズミカルに鳴くことから、この名前がついた。

日中よりも、日没後が最高潮に鳴く。

鳴き方:ツクツクホーシ

ツチイナゴ

ツチイナゴ
成虫

幼虫
幼虫

バッタ科

体長:50~70mm

草原のほか、林縁の植物上でも見られる。

体色は幼虫が緑色で、成虫は黄褐色となる。

複眼の下に涙のような黒っぽいスジがある。

成虫で越冬する。

ツバメシジミ

ツバメシジミ

シジミチョウ科

開長:9~19mm

草むらにすむシジミチョウ。

日当たりの良い草地に見られ、市街地にもいる。

地表低くを活発に飛び、シロツメクサやオオイヌノフグリなどで吸蜜したり、地上で吸水する。

糸のような尾状突起を持ち、後翅に小さい橙色斑がある。

ツマキチョウ

ツマキチョウ
撮影:林 隆男

シロチョウ科

開長:20~30mm

平地から山地まで広く見られるチョウ。林縁や渓流沿いに多い。

後翅裏面に緑色の唐草模様があり、前翅端が鋭くとがる。

オスは前翅端が橙色、メスは白色。

ゆるやかに飛び、タンポポ類などで吸蜜する。

ツマグロオオヨコバイ

ツマグロオオヨコバイ

ヨコバイ科

体長:約13mm

さまざまな植物の葉にとまり、よく見られる。

大型のヨコバイで、前翅の先端が黒くなり、頭部と胸部に黒点がある。

「ヨコバイ」の名は、敵が近づくと、「横に這って」枝や葉の反対側に逃げることに由来する。

様々な植物から吸汁する。幼虫は白~黄緑色をしている。

ツマグロバッタ

ツマグロバッタ(オス)
オス

ツマグロバッタ(メス)
メス

バッタ科

体長:33~49mm

湿った草地などで見られる。

「ツマグロイナゴ」ともよばれる。

オスは黄褐色、メスは枯草色で、前翅の先端や腿節が黒くなり、目立つ。

成熟すると褐色味がかる。

ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモン(オス)
オス

ツマグロヒョウモン(メス)
メス

タテハチョウ科

開長:60~70mm

雌雄で色彩が異なり、メスの前翅外半部には青色光沢のある黒色部分があり、中に白帯がある。

後翅裏面は特徴的な模様。

分布を北方に拡大している。

幼虫はパンジーやスミレ、タチツボスミレなどのスミレ類を食草とする。

テングチョウ

テングチョウ
撮影:山本征弘

タテハチョウ科

開長:40~50mm

テングのように突きだした鼻(下唇ヒゲ)と、はねの裏面が枯れ葉の様になっている特徴をもつ。

初夏に羽化するが、真夏は暑さをしのぐために夏眠する。

トゲカメムシ

トゲカメムシ

カメムシ科

体長:7~12mm

広葉樹林の林縁や草地でみられる。

体は幅広く、前胸の両側に鋭いトゲがあり、後方へ張り出す。

トノサマバッタ

トノサマバッタ

バッタ科

体長:オス35mm メス50mm

大型のバッタ。

暮らす場所や個体密度によって体色が緑色型や褐色型に変わる。

ときに大発生して農作物をあらす。

トラフシジミ

トラフシジミ

シジミチョウ科

開長:30~36mm

林縁や渓流沿いにすむ。

林縁を活発に飛び回り、地上によく止まって吸水する。ウツギ、ヒヨドリバナ、クリなどで蜜を吸う。

後翅に尾状突起を持ち、橙色の斑紋を持つ。

季節型があり、春型は裏面の地色が灰白色、褐色の縦縞がある。一方夏型は地色が褐色、やや濃色の縦縞が目立たない。

ナ行

ナガサキアゲハ

ナガサキアゲハ
メス

アゲハチョウ科

開長:90~120mm

後翅に尾状突起がないアゲハチョウ。

オスは模様がないが、メスは前翅付け根に赤い点、後翅に白と赤の模様が入る。

本州西南部に生息するが、近年は関東まで分布が広がっている。

幼虫はミカンなどを食樹とする。

ナナフシモドキ

ナナフシモドキ

ナナフシ科

体長:70~100mm

林地の縁で見られる、大型のナナフシ。無翅。

いろいろな広葉樹の葉を食べる。

体色は褐色や緑色などさまざまで、翅や体のトゲはなく、触角は前脚腿節の2分の1ほどの長さ。

ナナホシテントウ

ナナホシテントウ

テントウムシ科

体長:約8mm

もっとも普通に見られるテントウムシ。

暖かい地方では、成虫のまま冬を越すので、冬でも気温があがると動きまわったりするものもいる。

ニイニイゼミ

ニイニイゼミ
撮影:山本征弘

セミ科

体長:20~24mm

はねに色がついているので、見分けがつきやすい。

ニイニイゼミの抜け殻には泥がついているので、ほかのセミと区別がつきやすい。

鳴き方:チー

ニホンカワトンボ

ニホンカワトンボ

カワトンボ科

全長:オス50~68mm メス47~61mm

近くに樹林のある抽水植物や沈水植物の繁茂する清流などに生息。

翅の色は、橙色、淡橙色、無色の3型があり、橙色型では翅に不透明斑が発達する。

アサヒナカワトンボに似るが、胸部がより大きく、頭部が相対的に小さいことや、前述の不透明斑の発達などで区別できる。

ニワハンミョウ

ニワハンミョウ

オサムシ科

体長:15~19mm

体は暗銅色~暗緑色。前翅に白い小さな紋があるが、個体差が大きい。

幼虫は地面に縦穴を掘り、そばを通りかかる昆虫を捕食する。

ネキトンボ

ネキトンボ

トンボ科

全長:オス39~48mm メス38~46mm

樹林に囲まれた池沼などに生息。

翅の基部が赤く、胸部に太い黒条があるアカトンボ。

オスは成熟すると全身が赤化する。

ノコギリクワガタ

オス
オス

メス
メス

クワガタムシ科

体長:オス36~71mm メス24~30mm

体の大きさによって、アゴが直線的であったり湾曲したりする。

成虫のまま朽ち木の中で冬を越すものもいる。

ハ行

ハグロトンボ

ハグロトンボ

カワトンボ科

全長:54~68mm

河川とその周辺の草原や林内で見られる。

オスの胴体は光沢のある緑色で、メスは黒い。

似た種類にアオハダトンボがあるが、翅は全体に黒色であることや、縁に紋がないことなどで区別できる。

ハッチョウトンボ

ハッチョウトンボ
撮影:山本征弘

トンボ科

体長:16~21mm

体長がアカトンボの半分くらいしかない、日本で一番小さいトンボ。

4~10月に、高地の沼や湿地で見られるが、生息地からほとんど移動しない。

ハラビロカマキリ

ハラビロカマキリ(緑色型)
緑色型

ハラビロカマキリ(褐色型)
褐色型

カマキリ科

体長:45~68mm

体全体が幅広く、体色は黄色がかった緑色または紫褐色。

前翅の両脇中ほどに白い斑紋があるのが特徴。

樹木の上や、つる植物の大きな葉の上で見られる。

幼虫は腹の先を反らせていることが多い。

ハラビロトンボ

ハラビロトンボ
オス

ハラビロトンボ(メス)
メス

トンボ科

全長:32~39mm

4月から9月に現れる、腹部が幅広く扁平なトンボ。

腹部は雌のほうがより扁平。

平地や丘陵地の沼沢地や湿地にすんでいる。

ハルゼミ

準備中

セミ科

体長:23~32mm

4~6月の春頃に鳴き声を聞くことが出来るセミ。

アカマツとクロマツの樹液しか吸わないので「マツゼミ」とも呼ばれる。

鳴き声:ギーギーギー、ムゼームゼー

ハンミョウ

ハンミョウ
撮影:山本征弘

オサムシ科

体長20~22mm

体が、緑・青・赤に光り輝いている昆虫。

道のような草が生えていない場所によく見られる。

「ミチオシエ・ミチシルベ」とも呼ばれる。

幼虫は地面に縦穴を掘り、そばを通りかかる昆虫を捕食する。

ヒオドシチョウ

ヒオドシチョウ

タテハチョウ科

開長:60~70mm

鮮やかな橙色の翅が目立つチョウ。翅の周りは青色で縁取られる。

オスは占有行動をとり、他種を追い払うこともある。

幼虫はエノキなどのニレ科、シダレヤナギなどのヤナギ科の樹木の葉を食べる。

ヒカゲチョウ

ヒカゲチョウ

ジャノメチョウ科

開長:50~60mm

二次林にすんでいる。

夕方や曇天の日に活動が盛んになる。

クロヒカゲと似ているが、後ろばねに注目すると、目玉模様の内側に走る線がクロヒカゲよりなだらか。

ヒグラシ

ヒグラシ
撮影:山本征弘

セミ科

体長:21~38mm

鳴き声から「カナカナ」と呼ばれることが多い。

日中より早朝や夕方の涼しい時間帯に鳴く。

暗い林の中だと1日中鳴くこともある。

鳴き方:カナカナ

ヒメアカネ

ヒメアカネ(オス)
オス

ヒメアカネ
メス

トンボ科

全長:37~52mm

局所的に生息。

小型のアカトンボで、マユタテアカネなどに似るが、胸の模様の違いや、オスは顔面が白く腹端の上付属器が反らないこと、メスの顔面にある眉状斑は小さいか消失していることで区別できる。

海上の森では、主に池や湿地、川の周辺などで見られる。

ヒメウラナミジャノメ

ヒメウラナミジャノメ
撮影:山本征弘

ジャノメチョウ科

開長18~24mm

小型で翅の裏面にさざ波模様があるジャノメチョウ。

草地や林縁に棲み、草の上をゆるやかに飛ぶ。

ヒメジョオンなどで吸蜜したり、地上で吸水したりする。

ヒメカマキリ

ヒメカマキリ

ヒメカマキリ科

体長:25~32mm

オオカマキリの半分にも満たないほどの大きさの、小さなカマキリ。

主に林内や樹上で生活する。

ヒメジャノメ

ヒメジャノメ

タテハチョウ科

開長:40~50mm

前翅裏面には大きな眼状紋がある。後翅裏面の外縁に沿った眼状紋の列で、最も大きな紋の上にある小紋は不明瞭か消失傾向。

樹液に集まるほか、腐った果実などから吸汁する。訪花は稀。

幼虫はイネ科やカヤツリグサ科の植物を食草とする。 

ヒメスズメバチ

ヒメスズメバチ

スズメバチ科

体長:25~33mm

アシナガバチを襲うスズメバチ。

オオスズメバチに似るが、体はやや細く、腹部の根元が赤みを帯び、腹部の先端が黒い。

スズメバチのなかまでは、ややおとなしいと言われている。

ヒメトラハナムグリ

ヒメトラハナムグリ

コガネムシ科

体長:9~12mm

草本の花に集まり、花粉や蜜を食べる。

前翅はつやのある黒色と茶色の縞模様で、前翅と同色の体毛が密生しており、飛翔する姿を含め、ハナバチ類に擬態している。

幼虫は朽木を食べる。

ヒメホシカメムシ

ヒメホシカメムシ

オオホシカメムシ科

体長:12~13mm

平地~山地に生息する。

赤褐色の革質部に丸い黒紋が目立つ。

草の上などでみられる。

翅の模様は、人の顔のようにも見える。

ビロードツリアブ

ビロードツリアブ
撮影:林 隆男

ツリアブ科

体長:7~11mm

ビロード状の毛に包まれた体を持つアブ。

成虫は春に現れ、花の蜜を吸っている。

ホバリングして蜜を吸う姿が、吊り下げられているように見えることが名前の由来。

ヘイケボタル

準備中

ホタル科

体長:7~10mm

ゲンジボタルより、せわしなく短い間隔で光る。

水田や用水路など、流れのゆるやかなところを好むが、開発などにより、生息環境が少なくなってきている。

ベニシジミ

ベニシジミ
撮影:山本征弘

シジミチョウ科

体長:13~19mm

小型のシジミチョウ。前翅中央部が広く橙赤色となるが、夏型は橙赤色部が狭くなる。

日中、低い場所を活発に飛翔し、草本類の花を訪れる。

幼虫はタデ科のスイバなどを食草とする。

ホソバセセリ

ホソバセセリ

セセリチョウ科

開長:30~37mm

森林に接した草地や疎林、林縁部でみられる小型のセセリチョウ。

翅の表面は黒褐色で、前翅の中央部に白斑があり、前後翅ともに基部が黄土色。裏面はツヤのある黄土色で、亜基部~外中央に黒で縁取られた白斑がある。

幼虫はススキなどイネ科の植物を食草とする。

ホソヘリカメムシ

ホソヘリカメムシ

ホソヘリカメムシ科

体長:14~17mm

体は茶色で細長く、長い後脚の腿節部分にはトゲがある。

成虫は飛ぶとアシナガバチに似ており、幼虫はアリに擬態している。

ホタルガ

ホタルガ

マダラガ科

開長:約30mm

頭が赤く、前翅に目立つ白帯があり、ひらひらと飛ぶ。

マ行

マイマイガ

マイマイガ(オス)
オス

マイマイガ(メス)
メス

ドクガ科

開長:オス約48mm メス約77mm

オス・メスで見た目が異なり、翅の模様は個体差が大きい。触角はオスが房状、メスは糸状。

オスが不規則に飛行することをダンスに見立て、「舞舞蛾」とよばれる。

幼虫はサクラ、クヌギ、ハンノキなど様々な樹種の葉を食べる。まれに大発生する。

マダラカマドウマ

マダラカマドウマ

カマドウマ科

体長:20~34mm

淡褐色の体・脚に明瞭なまだら模様がある。

翅がなく、エビのように反った体をしており、触角や後脚が長い。

木のうろや倒木などの樹皮下にも見られるほか、屋内にも侵入する。

マユタテアカネ

マユタテアカネ(オス)
オス

マユタテアカネ(メス)
メス

トンボ科

体長:30~43mm

顔にかまぼこ型の黒い1対の眉状紋があり、オスの腹端の尾部付属器は上に強く反りあがる。

胸側面に太い黒条はない。翅の根元がやや色づき、メスはツマグロ型が出ることがある。

小型のアカトンボの仲間では生息地や生息数が最も多く、海上の森においてもよく見られる。

マルカメムシ

マルカメムシ

マルカメムシ科

体長:4~5mm

草原や林縁で見ることができ、街中でも見られる。

体は黄褐色で、形は楕円形。クズやハギなどの植物に付き、数も多い。

日当たりのよい壁面などに多数飛来し、日光浴することがある。

ミズイロオナガシジミ

ミズイロオナガシジミ

シジミチョウ科

開長:30~35mm

雑木林に生息する。

裏面に縦の黒帯が入り、表面は黒っぽい。

後翅に細い尾状突起を持つ。

幼虫はブナ科の樹木の葉を食べる。

ミドリヒョウモン

ミドリヒョウモン

オス

ミドリヒョウモン
メス

タテハチョウ科

開長:65~80mm

ツマグロヒョウモンとともによく見られるヒョウモンチョウ。

オスは前翅表面に太横線が4本ある。

メスは翅全体が緑がかり、前翅先端付近に白斑がある。

後翅裏面には白い筋が3~4本ある。

幼虫はタチツボスミレなどのスミレ科植物を食草とする。

ミヤマアカネ

ミヤマアカネ
撮影:山本征弘

トンボ科

全長:32~38mm

翅の先端から少し内側に褐色の帯をもつトンボ。

水田や林が多いところで見られる。

オス、メスともにからだ全体にほとんど斑紋がなく、成熟するにつれて、徐々に赤くなっていく。

ミヤマカミキリ

ミヤマカミキリ

カミキリムシ科

体長:32~57mm

大型のカミキリムシ。

体は黒~褐色で、黄色の微毛が密生しており、全体はくすんだ茶色に見える。

胸にしわがある。

ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタ(オス)
オス

メス
メス

クワガタムシ科

体長:オス43~72mm メス32~39mm

羽化したばかりのオスの背中には、黄褐色の毛が生えているがやがて抜け落ちる。

オスは体の大きさによって、アゴの形は大きく異なっている。

ミヤマセセリ

ミヤマセセリ

セセリチョウ科

開長:35~42mm

ギフチョウのように、春にだけ姿を現す。

雑木林の林縁に見られ、地表や枯れ葉の上に翅を開いてとまる。

日中活発に飛び回り、タチツボスミレ、タンポポ類で蜜を吸う。

地色は茶褐色、後翅に黄白色斑がある。

前翅表には灰褐色のまだら模様を持つ。

ミンミンゼミ

準備中

セミ科

体長:33~36mm

アブラゼミと同じく、日本の夏を代表するセミで、鳴き声から名前がついた。

緑と黒の斑紋が特徴。

鳴き方:ミーンミンミンミーン

ムカシヤンマ

ムカシヤンマ
撮影:山本征弘

ムカシヤンマ科

全長:65~72mm

日本では1属1種の、日本特産種。

ムカシヤンマ科は原始的なグループと考えられてきたが、DNA解析ではヤンマ科よりも後に分岐した可能性が示されている。

複眼は褐色で、腹部に小さな斑紋をもつ。動きがゆるやかで日当たりのよい場所や川沿いの斜面にとまっていることがある。

分布が限られているため、生息地は減っている。

ムラサキシジミ

ムラサキシジミ
撮影:山本征弘

シジミチョウ科

開長:14~22mm

はねの表が青紫色に輝く、はねの裏面はシミが浮かんだような茶色。

シイやカシの木の周辺で見られ、成虫で越冬するため、冬の暖かい日に見られることもある。

モノサシトンボ

モノサシトンボ
撮影:林隆男

モノサシトンボ科

全長:41~50mm

スマートで黒く、腹部の各節の基部に白い紋があるイトトンボの仲間。

体の節が目盛みたいに見えて、まるでものさしのようなのでこの名前がついた。

オスは淡青緑色で、メスは黄色っぽい。

水辺そのものよりも、池周辺の樹林内や草むらでよく見られる。

モンキアゲハ

モンキアゲハ

アゲハチョウ科

開長:90~110mm

森林の林間などでみられる大型のチョウ。

翅の表面・裏面ともに黒色で、後翅の中央にある黄白斑は飛翔中も目立つため、他種との識別がしやすい。

後翅裏面の亜外縁に弦月状の赤斑列がある。

幼虫はカラスザンショウなどのミカン科の植物を食草とする。

モンキチョウ

モンキチョウ

シロチョウ科

開長:40~50mm

オスの翅表面は黄色で、メスは白色型と黄色型の2型がある。

黄色型の場合の雌雄判別は、腹端の交尾器を確認しなければならない。

後翅裏面には、黒い斑紋が並ぶ。

幼虫は、シロツメクサやレンゲソウなどのマメ科植物を食草とする。

モンシロチョウ

モンシロチョウ
撮影:林隆男

シロチョウ科

開長:35~45mm

翅は全体的に白っぽく、上翅に黒い点があるが、メスは翅の内側に黒色部が発達する。

日中、農地周辺などを活発に飛翔し、訪花する。

幼虫はアブラナ科のキャベツやアブラナなどを食草とする。

ヤ行

ヤブキリ

ヤブキリ
メス

キリギリス科

体長:31~58mm

6~10月ごろにみられる。

後脚腿節下面にトゲがある。

草の上や樹上などでみられ、「ジリジリジリ・・」と鳴く。

肉食で、他の昆虫を捕えて食べる。

ヤブヤンマ

ヤブヤンマ

ヤンマ科

全長:オス80~92mm メス79~93mm

樹林に囲まれた池沼や湿地に生息する、大型のヤンマ。

腹部の先端付近に突起をもつ。

複眼は、成熟したオスは深青色、メスは緑褐色。

ヤマサナエ

ヤマサナエ(オス)
オス

ヤマサナエ(メス)
メス

サナエトンボ科

全長:62~73mm

日本特産種。初夏に川の付近の林縁などでみられる、やや大型のサナエトンボ。

胸正面の模様はL字状で、胸側部の黒条が目立つ。

キイロサナエに似るが、胸側部の黒条が途切れないことなどで区別できる。

ヤマトシジミ

ヤマトシジミ
撮影:山本征弘

シジミチョウ科

開長:9~16mm

小型のシジミチョウ。

翅の表面は、オスは紫青色、メスは暗褐色で、裏面は黒点や「く」の字型の斑紋がみられる。

幼虫はカタバミを食草とする。

ヤマトタマムシ

ヤマトタマムシ

タマムシ科

体長:25~40mm

背面は金属光沢のある緑色で、胸と前翅には2つの鮮やかな線が走り、線の色は見る角度によって異なる。

前翅の色は鳥に対する警戒色であるという説がある。

夏にサクラの木の周辺などを飛び回ることがある。

成虫はエノキやケヤキ、サクラ類の葉を食べる。

法隆寺の「玉虫厨司」は本種の前翅を装飾に用いた。

ヤマトフキバッタ

ヤマトフキバッタ

バッタ科

体長:25~30mm

林縁などでみられる。

翅が短いため飛翔はできず、翅は背面で重なる。

フキバッタの中で、もっとも低い標高まで分布する。

ヤママユガ

ヤママユガ

ヤママユガ科

開長:115~150mm

秋にみられる大きなガ。

翅の色は黄褐色や赤褐色など変異があり、前翅・後翅ともに目玉のような模様がある。

「繭玉広場」の建物は、ヤママユガの繭をモチーフにデザインされた。

ラ行

リスアカネ

リスアカネ

トンボ科

全長:31~46mm

池などの周辺で見られる。

翅の先が褐色になる。胸側面の黒線が翅の付け根に届かず、3/4程度のところで途切れる。

オスは成熟すると腹が真っ赤になるが、頭・胸は黄褐色。

薄暗い環境を好み、生息地は局所的。

ルリタテハ

ルリタテハ

タテハチョウ科

開長:50~65mm

中形のチョウで、はねの表は黒色、ルリ色を帯びた白帯が外側にある。

飛び方は速く、腐果や樹液に集まり、花にはあまり訪れない。