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環境教育 協働授業づくり研修「子どもの目が輝く協働授業のコツ」研修を開催しました

ページID:0313505 掲載日:2020年11月16日更新 印刷ページ表示

「子どもの目が輝く協働授業のコツ」研修

 愛知県では、持続可能な社会を支える「行動する人づくり」を目指し、地域の団体・企業・社会教育施設等が、学校と連携・協働して授業をつくり上げる「協働授業づくり」を推進しています。
 その一環として、地域と学校が協働して効果的な環境学習を行うための「子どもの目が輝く協働授業のコツ」研修を下記のとおり開催しました。   

1 日時

令和2年10月31日(土曜日)
午後2時から午後4時まで

2 場所

愛知県環境調査センター 第1会議室(名古屋市北区)

3 講師

名城大学教職センター 教授 井中 宏史 氏

4 対象者

地域で環境活動に取り組む、または取り組もうとしている団体・企業・社会教育施設等の方
教員・行政の方

5 参加者数

13名

6 内容

 第1部 講義 「学びを行動につなぐ協働授業」

 はじめに、教育の現場において重視されるのは、知識・技能から思考力・判断力等の「汎用的能力」と、テストでは測ることができない「非認知能力」に変わっていること、「非認知能力」は、学ぼうとする意欲・努力する力でもあり、学びを社会に役立てようとする力でもあることを学びました。

 参加者はこの「汎用的能力」を身につける手法であるアクティブ・ラーニングを実際に体験し、アクティブ・ラーニングが主体的な深い学びや思考力・表現力の育成に効果的であることを実感しました。

 さらに、アクティブ・ラーニングで得た「汎用的能力」やその他の学びをそのままにせず、現実の行動に生かすことが重要であることが説明されました。環境教育においては、学校の授業で得られた環境保全への理解や意識を実際の環境保全行動につなげていく、この学びを行動につなぐ「非認知能力」の育成には、実際に環境を守るための活動をしている地域・NPO・企業等と学校の「協働授業づくり」が必要であることを学びました。

 
井中氏による講義 アクティブラーニングに参加する様子
井中氏による講義  アクティブ・ラーニングを体験する参加者

 第2部 演習 「協働授業づくり体験」

 本課が協働授業づくりの実践事例集として作成した「学びを行動につなぐサポートBOOK」に掲載されているワークシートを用いて、環境学習授業プランを作成する体験ワークショップを行いました。
 まず学校関係者から生徒たちの現状やいま学んでほしいことを相談し、それを受けて環境活動をしている地域やNPO等の方々が具体的な環境学習計画を提案しました。
 各グループ活発に話し合いがされ、学校・生徒たちの状況に合わせた授業プランを作成しました。
 参加者たちは「協働授業づくり体験」を通して、様々な立場の人と協働することの大切さを実感しました。

「協働授業づくり体験」の様子
「協働授業づくり体験」の様子 「協働授業づくり体験」の様子

 

7 参加者の声(抜粋)

・協働するということのポイント、協働すべき場面が明確になった。
・多角的な視点からのご意見をうかがえたことがよかった。
・アクティブラーニングの件、よくわかりました。日頃の活動(仕事)の中での声かけ、自分が意識する大切さを感じました。
・学んだことを社会に役立てるために子どもたちを導きたいと思った。
・現実へのフィードバックまでを意識して進めることの大切さがわかった。
・様々な方々と話し合えたことにより、個々が抱える課題を共有できた。

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