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エボラ出血熱について

エボラ出血熱について

1 エボラ出血熱とは

(1)概要

  • 野生動物からヒトに感染し、ヒトからヒトへも感染するウイルス性の感染症です。
  • 感染したときの致死率はウイルスによって異なりますが、高いものだと80~90%と報告されています。
  • 病原体であるエボラウイルス(Ebolavirus)はフィロウイルス科に属し、患者の体液(血液、唾液、おう吐物、排泄物、汗)に含まれ、これらに触れたときに小さなキズがついた皮膚や粘膜からウイルスが体に入り感染します。
  • 感染源となるエボラウイルスの自然宿主はオオコウモリ科のオオコウモリと考えられています。また、ヒトと同様に感染したチンパンジーからヒトに感染したケースなど自然動物を扱ったことによる感染が報告されています。

 

  • これまでに、アフリカ中央部のコンゴ民主共和国、スーダン、ウガンダ、ガボンやアフリカ西部のギニア、リベリア、シエラレオネ、マリ、ナイジェリア、コートジボワールで発生しています。2014年3月以降、ギニア、リベリア、シエラレオネ、マリ、ナイジェリアでエボラ出血熱の大規模流行が発生しました。
  • 2018年8月1日からコンゴ民主共和国の北キブ州およびイツリ州においてエボラ出血熱のアウトブレイクが続いており、2019年6月11日には隣国のウガンダ共和国のカセセ県でも患者が確認されました。
  • 世界保健機関(WHO)は、コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生が北キブ州の州都ゴマにも及んだことを受けて、日本時間2019年7月18日、この事態が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当すると宣言しました。

(2) 症状

  • 潜伏期間は2~21日で通常7日程度です。
  • 発症は突発的で、突然の40℃を超える発熱、頭痛、筋肉痛、のどの痛みを起こします。それに続いておう吐、下痢や多臓器不全がみられ、さらに進行すると全身の出血傾向がみられる場合もあります。
  • 症状は2~3日で急速に悪化し、約1週間程度で死に至ることが多い疾患です。

(3) 治療法

  • 現時点では特異的な治療法はなく、安静にし、ショックに対する治療、輸液・循環の管理など症状を緩和するための対症療法が主体となります。
  • 現在のところ、有効な抗ウイルス薬はありません。

(4) 予防法

  • エボラ出血熱は空気感染せず、主として患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に触れることにより感染する疾病であることから、一般の日本人旅行者に対する感染リスクは非常に低いと考えられます。 
  • 現時点では予防ワクチンがないため、流行している地域に立ち入らないことが重要です。
  • 仮に流行地域に立ち入ることがあっても、動物等との接触を避け、病的または死亡した霊長類に触れないことが重要です。

2 県民の皆様へ

 エボラ出血熱発生地域へ渡航し帰国した後、1か月以内の間に発熱した方は、万一の場合を疑い、医療機関を受診する前に最寄りの保健所へご相談ください。

3 医療機関の方へ

 医療機関においては、以下の対応をお願いします。

  1. 発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
  2. 患者を診察した結果、疑似症患者の定義に合致すると判断した場合、エボラ出血熱の疑似症患者として直ちに最寄りの保健所長経由で都道府県知事へ届出を行う。なお、保健所への届出は、別紙様式により、患者情報を併せて報告する。
  3. エボラ出血熱発生地域の過去1 か月以内の滞在歴を有し、かつ、発熱症状を呈する患者から電話の問い合わせがあった場合は、当該エボラ出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡するよう、要請する。

 

【疑似症患者の定義】

 医師が、38℃以上の発熱又はエボラ出血熱を疑うその他の臨床症状(※1)を有し、かつ、次のア又はイを満たす者を診察した結果、エボラ出血熱が疑われると判断した場合、エボラ出血熱の疑似症患者として取り扱うこと。
ア  21 日以内にエボラ出血熱患者(疑い患者を含む。)の体液等(血液、体液、吐瀉物、排泄物など)との接触歴(感染予防策の有無を問わない。)がある。
イ  21 日以内にエボラ出血熱発生地域(※2)由来のコウモリ、霊長類等に直接手で接触するなどの接触歴がある。
※1  嘔吐、下痢、食思不振、全身倦怠感等
※2  ギニア、シエラレオネ、リベリア、ウガンダ、スーダン、ガボン、コートジボワール、コンゴ民主共和国、コンゴ共和国

エボラ出血熱患者情報別紙様式

4 関連情報

問合せ

健康対策課
感染症グループ
電話:052-954-6272(ダイヤルイン)
E-mail: kenkotaisaku@pref.aichi.lg.jp

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