ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 健康対策課 > 健やか親子

本文

健やか親子

ページID:0243398 掲載日:2008年3月24日更新 印刷ページ表示

健やか親子

健康日本21あいち計画-健やか親子-

 国は、すべての国民が健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を築くため、「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」を平成12年3月に策定しました。

 さらに、健康日本21の一翼を担うものとして、これまでの母子保健の取組みの成果を踏まえるとともに、残された課題と新たな課題を整理し、21世紀の母子保健の取組みの方向性を提示する「健やか親子21」を平成12年11月に公表しました。

 これらの理念を取り込み、愛知県では、県民自身や県、市町村、健康関連団体が健康づくりに取り組む行動計画として、2010年を目標とした「健康日本21あいち計画」を平成13年3月に策定しました。

 この計画の中に、生涯を通じた健康の出発点として、次の世代を健やかに生み育て、子どもの生活習慣の基礎を形成する重要な役割を担っている母子保健の分野として、「健やか親子」の項目が設けられ、健やか親子の育成のための目標設定がなされています。

 「健やか親子」の中で、県民の皆様自身の取組みを次のように設定されていますので、目標実現に向かって一人一人努力しましょう。

 ○母乳の利点を知り、母乳育児に努力します。

 ○小児期において、適切に予防接種を受けます。

 ○子育てする親と子どもたちに、地域全体で優しい手を差し伸べます。

 ○未成年者は、喫煙・飲酒をしません。また、させないようにします。

 ○働きながら妊娠・出産・育児ができるよう女性を支援します。

 ○生まれてくる赤ちゃんのために、妊娠中の喫煙・飲酒は、しません。

 ○父、母、兄弟姉妹、祖父母など家族みんなで協力し、健やかな家庭を目指します。

健やか親子の取組方向と指標・目標値
課題
○SIDS(乳幼児突然死症候群)防止のための知識普及
○乳幼児や児童・生徒の事故防止対策の推進
○感染症予防のための予防接種率の向上
○子育て不安、悩みに対する相談体制、子育てサークルの育成・活動の支援の整備
○児童虐待に対する保健・医療・福祉・教育現場での早期発見体制の整備
○人工妊娠中絶、薬物乱用、自殺等思春期特有の問題行動に対する早期対応の対策の推進
○妊娠中の飲酒、喫煙が胎児や乳幼児の健康に及ぼす影響に関する知識普及
○働く女性の妊娠・出産・育児が安全で快適となるよう、職場の環境づくりの推進
健康指標
                                       (現状)        (2010年)
●周産期死亡率         
   (出産千対)                   6.0     →      4.5
●乳児死亡率
 (出生千対)                   3.5     →      2.6       
●乳児のSIDS死亡率
  (人口10万対)          32.7  →  16.4
●不慮の事故死亡率
  (人口10万対)     0歳   21.8     →    10.9
                  1~4歳     6.1     →      3.1
           5~9歳     5.2     →      2.6  
         10~14歳     3.5    →      1.8
         15~19歳   21.5    →    10.8

              
                                           (現状)         (2010年)
●虐待による死亡数
                                      2人   →    減少
●自殺率      5~ 9歳     0        →      0  
(人口10万対) 10~14歳 1.1     →     0.6
          15~19歳 5.7      →       2.9 
●人工妊娠中絶実施率  10.3      →       5.2
(人口(15~19歳女性)千対)
●妊産婦死亡率                5.3    →       2.7
●児童・生徒の                  2.2% → 1.7%以下
  肥満傾向者の割合

県民自らの行動目標<行動指標>
【取組方向】
○母乳の利点を知り、母乳育児に努力します。
○小児期において、適切に予防接種を受けます。
○子育てする親と子どもたちに、地域全体で優しい手を差し伸べます。
○未成年者は、喫煙・飲酒をしません。
 また、させないようにします。
○働きながら妊娠・出産・育児ができるよう女性を支援します。
○生まれてくる赤ちゃんのために、妊娠中の喫煙・飲酒はしません。
○父、母、兄弟姉妹、祖父母など家族みんなで協力し、健やかな家庭を目指します。
【指標・目標】
                (現状)   (2010年)
●出産後1か月時の
    母乳育児の割合    44.3%  →  増加
●1歳までにBCG接種を
    終了している者の割合 66.2%  →  95%
●16歳~19歳の喫煙を
     している人の割合  男性20.1% →    0%
              女性  3.3%   →    0%
●16歳~19歳の飲酒を
     している人の割合 男性16.4%  →        0%
               女性  5.0%  →    0%
●母性健康管理指導
    事務連絡カードを
    知っている妊婦の割合   国6.3% →  100%
●妊娠中の喫煙率      5.8% →   0%
●妊娠中の飲酒率      19.4% →        0%
行政・健康関連団体等の行動目標<環境指標>

【取組方向】
○平成15年度までに、あいち小児保健医療総合センターの前面開所
○SIDS、乳幼児等の事故防止、予防接種などの情報、学習機会の提供や広報活動の推進
○地域子育て支援センターの設置促進、乳幼児健康支援一時預かり事業の推進
○児童相談所に精神科医、弁護士、協力員等の配置や保健所、市町村保健センターなどの関係機関とのネットワークによる相談体制の強化
○小・中・高等学校での性、喫煙・飲酒・薬物乱用防止等の健康教育を学校外の専門家で実施
○スクール・カウンセラーの配置、保健室の相談機能の充実、「危機児童・家庭サポートチーム」活動の推進
○父、母、兄弟姉妹、祖父母など家族みんなで協力し、健やかな家庭を目指します。
○妊娠中や出産後の女性労働者に配慮された職場環境の実現

【指標・目標】
                     (現状)  (2010年)
●両親学級、両親教室等
    における禁煙教育を
    実施している割合   市町村64.8%→100%
                病院  94.4%→100%
●SIDS予防教育を実施している
    市町村の割合       69.3% →100%
●事故防止教育を実施している
    市町村の割合       85.2% →100%
●育児支援に重点をおいた
    乳幼児健康診査を行っている
    市町村の割合       44.8% →100%
●地域子育て支援センターを
    設置する市町村の割合  38.6% →100%
●乳幼児健康支援一時預かり事業を
    実施している市町村の割合2.2%→9.1%
●児童虐待を行った保護者の
    ケアができる精神科医を
    配置している児童相談所の割合
              ※1 11.1%→100%
●外部機関と連携した健康教育を
    実施している中学校・高校の割合
               中学校 54.4%→100%
             高校     90.0%→100%
●スクール・カウンセラーを
    配置している中学校の割合
                 ※2  8.6%→100%
(※1 16年度、※2 17年度までの目標値)

リンク情報

健康日本21あいち計画(別ウインドウで開きます)

健やか親子21(別ウインドウで開きます)

愛知県周産期医療情報システム(別ウインドウで開きます)