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愛知県のがん登録(平成27年9月) -2012年の統計情報-

ページID:0223811 掲載日:2016年1月29日更新 印刷ページ表示

愛知県のがん登録 平成27年9月 Cancer Incidence for 2012 in Aichi Prefecture

第1章 愛知県のがん登録事業の概要 The Registry And Registration Procedure In Aichi Prefecture

第2章 愛知県のがん罹患の状況 Results

(1)届出の状況
(2)罹患の状況
(3)死亡の状況
(4)年次推移
(5)人口動態統計(死亡)の概況-愛知県

(1)届出の状況(2014年) Number of Reports

平成26年(2014年)には144医療機関からのご協力により57,070件(他府県送付分含む)の届出があり、昭和37年(1962年)からの届出総数は867,010件となりました。届出にご協力いただいた医療機関の詳細は「悪性新生物患者届出医療機関」をご参照ください。

(2)罹患の状況(2012年) Cancer Incidence in 2012

2012年に愛知県において、男性延べ24,559件、女性延べ17,131件の、合計41,690件のがんが、新たに診断されました。男性で最も多いがんは胃がんであり、肺、前立腺、結腸、直腸、肝および肝内胆管と続きます。女性で最も多いがんは乳がんであり、結腸、胃、肺と続きます。

(3)死亡の状況(2012年) Cancer Death in 2012

2012年に愛知県において、男性11,036人、女性7,066人、合計18,102人の方が、がんを原因として死亡されました。部位別では、男性で最も死亡数の多い部位は肺であり、胃、肝および肝内胆管、結腸と続きます。女性では、肺が最も多く、胃、結腸、膵臓、乳房と続きます。

付表 Appendix Tables

(4)年次推移 Trends

愛知県のがん登録のDCN割合について

DCN(Death Certificate Notification)割合とは、がん登録精度の評価指標のひとつであり、生存中に届出によりがんであることが把握出来なかった症例の割合です。もしDCNの割合が高ければ、より多くの生存症例が把握もれ(報告もれ)になっていることを意味し、罹患数等は実際より低く見積もられることになります。愛知県では拠点病院の整備ならびに関係医療機関のご協力により、登録精度の向上がみられ、2012年罹患症例では、DCNが11.9%となりました。また、2012年の遡り調査(DCN症例について医療機関へ照会し、詳細な情報を得るための調査)の実施によりDCO(Death Certificate Only:死亡票のみの情報しかない症例)割合が6.2%と更に改善がみられ、より正確な罹患率の把握が出来る状況となっています。
DCN割合の推移 Trends in the proportion of DCN cases(1977-2012)

(5)人口動態統計(死亡)の概況-愛知県 Death Statistics in Aichi Prefecture

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