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愛知県のがん登録(平成30年9月) -2015年の統計情報ー

ページID:0271396 掲載日:2019年3月20日更新 印刷ページ表示

愛知県のがん登録 平成30年9月  Cancer Incidence for 2015 in Aichi Prefecture

第1章 愛知県のがん登録事業の概要 The Registry And Registration Procedure In Aichi Prefecture

第2章 愛知県のがん罹患の状況 Results

(1)届出の状況
(2)罹患の状況
(3)死亡の状況
(4)年次推移
(5)人口動態統計(死亡)の概況-愛知県

(1)届出の状況 Number of Reports

平成29年(2017年)には180医療機関からのご協力により72,369件(他府県送付分含む)の届出があり、昭和37年(1962年)からの届出総数は1,051,906件となりました。届出にご協力いただいた医療機関の詳細は以下をご参照ください。

(2)罹患の状況(2015年) Cancer Incidence in 2015

2015年に愛知県において、男性延べ26,121件、女性延べ18,991件の、合計45,112件のがんが、新たに診断されました。男性で最も多いがんの部位は前立腺であり、肺、胃、結腸、直腸と続きます。女性で最も多いがんの部位は乳房であり、結腸、肺、胃、子宮と続きます。

(3)死亡の状況(2015年) Cancer Death in 2015

2015年に愛知県において、男性11,328人、女性7,583人、合計18,911人の方が、がんを原因として死亡されました。部位別では、男性で最も死亡数の多い部位は肺であり、胃、結腸、肝および肝内胆管、膵臓と続きます。女性でも、肺が最も多く、結腸、胃、膵臓、乳房と続きます。

付表 Appendix Tables

(4)年次推移 Trends

愛知県のがん登録のDCN割合について

DCN(Death Certificate Notification)割合とは、がん登録精度の評価指標のひとつであり、生存中に届出によりがんであることが把握出来なかった症例の割合です。もしDCNの割合が高ければ、より多くの生存症例が把握もれ(報告もれ)になっていることを意味し、罹患数等は実際より低く見積もられることになります。愛知県では拠点病院の整備ならびに関係医療機関のご協力により、登録精度の向上がみられ、2015年罹患症例では、DCNが8.8%となりました。また、遡り調査(DCN症例について医療機関へ照会し、詳細な情報を得るための調査)の実施によりDCO(Death Certificate Only:死亡票のみの情報しかない症例)割合が3.4%と更に改善がみられ、より正確な罹患率の把握が出来る状況となっています。
DCN割合の推移 Trends in the proportion of DCN cases(1977-2015)

(5)人口動態統計(死亡)の概況-愛知県 Death Statistics in Aichi Prefecture

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