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【知事会見】愛知県大学対抗ハッカソン“Hack Aichi”を開催します
IoTの進展やAIの登場・普及に伴い、産業や社会のあり方が大きく変容しようとしている中で、地元経済界からは、大学・大学院の新卒者を中心とする今後のIT人材の確保について、懸念の声が寄せられているところです。
そこで、愛知県では、愛知県経営者協会及び同協会会員企業等の協力の下、大学生がIT関連のサービスや製品等を考案する「愛知県大学対抗ハッカソン(※)“Hack Aichi”」を産・学・行政が連携して開催することといたしました。これにより、県内産業の維持・発展に不可欠なIT人材の確保・育成を図るとともに、IT人材の育成に取り組む県内大学の取組姿勢をアピールすることにより、次代を担う優秀な人材が当地域に集まる流れを創出します。
つきましては、愛知県大学対抗ハッカソン“Hack Aichi”に参加する大学を募集します。
※ハッカソン:ソフトウェアのエンジニアリングを指す「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で、ITを活用して新たなサービスや製品等の開発を競い合うイベント。
1 開催概要
(1) テーマ
「モノづくり×AI・IoT」で愛知県の社会課題を解決しよう!
~現場の人材不足を解決する新しいサービスを創り出せ~
※テーマの詳細版であるサブテーマは各協賛企業の現場の課題とし、9月7日(土曜日)のアイデアソン当日に発表。
(2) 開催日時
<アイデアソン(※)>(1日:特別講演、事前セミナー、アイデアメイキング)
2019年9月7日(土曜日)午後1時から午後7時30分まで(交流会を含む)
※アイデアソン:「アイデア」と「マラソン」を組み合わせた造語で、新しいアイデアを生み出すために行われる
イベント。今回は、ハッカソン本番の事前準備として開催。
<ハッカソン>(2日間)
2019年9月14日(土曜日)午前10時から午後6時まで
2019年9月15日(日曜日)午前9時から午後8時まで(交流会を含む)
(3) 開催場所
デンソー名古屋オフィス 多目的スペース Craft Base
名古屋市中村区名駅4-5-28 桜通豊田ビル15階
(名古屋駅 ユニモール7番・9番出口を出てすぐ)
(4) 協力
愛知県経営者協会
(5) 協賛(五十音順)
株式会社エスケイワード、笹徳印刷株式会社、CKD株式会社、
株式会社ジェイテクト、大同特殊鋼株式会社、中部電力株式会社、
株式会社デンソー、トヨタ自動車株式会社、株式会社トライアルカンパニー、
日本ガイシ株式会社、株式会社バッファロー、富士特殊紙業株式会社、
株式会社マキタ
(6) 参加費
無料(交流会に参加する場合は、交流会費(各日1,000円)が別途必要です。)
(7) 参加対象
全国の大学の学生(大学院生を含む。)
※各大学から1チーム選抜(1チーム3人以上5人以下)
(想定するチーム構成の例:エンジニア2名・プランナー1名・デザイナー1名)
(8) 定員
20大学 100人程度
※応募者多数の場合は抽選とします。
(9) 申込方法
愛知県大学対抗ハッカソン“Hack Aichi”告知サイト
(URL:http://jellyware.jp/hackaichi/)にある応募フォームから応募してくだ さい。
(10) 申込期間
2019年7月2日(火曜日)から8月9日(金曜日)まで
※参加の可否については、2019年8月16日(金曜日)までに連絡します。
※会場までの交通費、現地で宿泊する場合の宿泊費は、自己負担でお願いします。
2 タイムスケジュール
時 間 | 概 要 |
---|---|
13時00分~13時20分 |
オリエンテーション、ハッカソンに関する説明等(20分) (サブテーマ発表、審査基準、メンター・審査員紹介等) |
13時20分~14時00分 |
最新技術・トレンド全般に関する特別講演(40分) 講演者:情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授 小林 茂(こばやし しげる) 氏 |
14時00分~15時00分 |
事前セミナー(協賛企業からの技術シーズ説明)(60分) |
休憩(10分) |
|
15時10分~15時20分 |
テーマに関する説明(10分) |
15時20分~17時00分 |
アイデアメイキング(100分) 協賛企業からの技術シーズを活用してアイデアを検討 (グループブレスト・ブレインライティング・アイデアスケッチ) |
17時00分~18時00分 |
アイデア発表、審査・結果発表(60分) |
18時00分~19時30分 |
有志による協賛企業関係者等との交流会(90分) |
時 間 | 概 要 |
---|---|
10時00分~10時20分 |
説明等(20分)(テーマに関する詳細説明等) |
10時20分~11時30分 |
アイデアブラッシュアップ、プラン発表、フィードバック(70分) |
11時30分~15時00分 |
アイデアを実現するサービス・アプリケーションの試作品の製作・開発 メンタリング、ケーススタディ(210分) |
15時00分~18時00分 |
試作品の製作・開発(180分) |
時 間 | 概 要 |
---|---|
9時00分~ 9時10分 |
説明等(10分) |
9時10分~15時00分 |
試作品の製作・開発(350分) |
15時00分~15時30分 |
プレゼンテーションの準備(30分) |
15時30分~17時30分 |
プレゼンテーション (1チームあたりプレゼンテーション3分+質疑応答2分程度)(120分) |
17時30分~18時00分 |
審査、優秀チームの発表・表彰(30分) |
18時00分~18時30分 |
集合写真、片付け(30分) |
18時30分~20時00分 |
有志による協賛企業関係者等との交流会(90分) |
3 ルール
(1) 各大学の参加は1チームのみとします(1大学から複数チームの応募があった場合は抽選とします)。
(2) サブテーマはアイデアソン当日に発表し、参加チームはサブテーマの一つまたは複数を選択し、アイデアメイキングや
試作品の製作・開発を行います。
(3) アイデアソンの審査は、参加者同士のオンライン審査とし、その結果は最終審査時に反映します。
(4) 試作品開発終了時間は、9月15日(日曜日)の午後3時とします。
(5) 審査基準をもとに、審査員が全チームを審査します。
(6) 最終審査結果は、アイデアソンの結果、ハッカソン審査基準をもとにした採点結果により判断します。
(7) 最終プレゼンテーション時間(デモ時間を含む)は3分とします。3分を過ぎたら、プレゼンテーションを終了し、質疑応答
を行います。
(8) 賞は複数授与を認めます(例:最優秀チームが企業賞をもらうなど)。
4 審査基準
・独創性
− 学生らしい独創的な発想による作品なのか。
・社会的必要性
− テーマの課題を解決している作品なのか。
・作品の技術力
− アイデアが具現化された作品なのか。
・作品のデザイン力
− 機能だけではなくユーザー目線からデザインされている作品なのか。
・チームワーク
− チームワークがよく、情熱を持っているチームなのか。
・総合力
− 総合的に判断して優れた作品なのか。
5 賞・賞金及び参加特典
・最優秀賞(愛知県知事賞) 30万円×1チーム
・優秀賞(愛知県経営者協会賞) 10万円×2チーム
・企業賞
・特別賞
・参加記念品
6 審査員(五十音順)
・奥村 健太(おくむら けんた) 氏 ミッドランドインキュベーターズ共同代表/株式会社Misoca執行役員
愛知県出身。京都大学工学部卒業。2014年、エンジニア集団のMisocaに初の非エンジニア職として入社。財務戦略等を担当し、Misocaを弥生株式会社によるM&Aへと導く。名古屋でベンチャー企業を運営していく中で、企業運営に関する情報やベンチャー企業従事者の少なさに課題を感じ、名古屋近郊におけるベンチャーエコシステムを作るため、2017年、ミッドランドインキュベーターズを立ち上げる。現在も、営利・非営利両面から、名古屋近郊の活性化を目指す若手起業家の応援に注力している。
・木内 文昭(きうち ふみあき) 氏 株式会社マクアケ 共同創業者/取締役
新卒でリクルートグループに入社以降、複数の新規事業創出に携わる。2009年にサイバーエージェントへ入社し、2013年5月のMakuake設立から現職。SONY「FES WATCH」プロジェクトを皮切りに大企業の新商品・新事業創出時のクラウドファンディング活用を推進。現在は企業の研究開発テーマから具体的な商品・事業を生み出す「Makuake Incubation Studio」を事業責任者として設立。東証一部上場企業約30社での具体的なプロジェクトの立案・実行支援に従事。
・古賀 輝幸(こが てるゆき) 氏 株式会社ティー・アール・イー 代表取締役社長
株式会社ティー・アール・イーに入社後、東京・名古屋での勤務を経て、福岡本社に戻り、小売に関わるシステム構築に長年携わる。昨年より同社の社長に就任し、レジカートなどスマート化するリテールAIのビジネスに取り組む。
・坪井 義浩(つぼい よしひろ) 氏 Seeed株式会社 代表取締役社長
名古屋市出身。薬学部在学中にITで起業。ウェブや電子決済システムの構築などを行う。2009年頃に最近のマイコン開発環境を知り、エレクトロニクスへの情熱が甦る。2013年からハードウェアの仕事を開始し、2017年に中国Seeed Technologyの日本法人を設立。以降、自社製品やIoT機器のODM/OEM設計・製造に携わる。今でも基板の設計、量産手配、コーディングなどを行っている。
・余語 徹郎(よご てつろう) 氏 住友商事株式会社 新事業投資部 グローバルCVCチーム長
1999年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了、住友商事(株)入社。入社以降、一貫してIT関連業務(ベンチャー投資、輸入、事業開発)に従事。米ベンチャー企業との合弁会社の立ち上げ、スタンフォード大学アジア太平洋研究所訪問研究員、SCSKサービスウェア(株)経営企画担当部長、VA Linux Systems Japan(株)代表取締役社長を経て現職。趣味はラグビーと食べ歩き。週末はラグビースクールにて小学生のコーチを務める。
7 本イベントに関する問合せ先
愛知県大学対抗ハッカソン事務局
(JellyWare株式会社 担当:崔、嬉野)
電話: 03-6273-0758、FAX: 03-6273-0759、E-mail: info@jellyware.jp
<参考>
本事業は、「様々なターゲットに対応するスタートアップ人材の発掘・育成に向けた施策の展開」として、昨年度策定した「Aichi-Startup戦略」に位置付けられており、県庁内で情報共有や連携を図りながら取り組んでいきます。