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大浜漁港の概要
大浜漁港の概要
大浜漁港の概要

大浜漁港は、南北朝時代(1336年~)から海運の要所としてその名が出てきています。
米、酒、みりんなどの物資の集散地として、海上交通の重要な港として発達しました。当時は、水上輸送を仲介し、年貢の輸送・保管・販売や旅館を兼ねる問屋であった問丸があり、当地随一の港でした。(当時の問丸の存在がはっきりしているのは、伊勢の桑名、大湊、駿河の沼津ぐらいです。)
現在は、しらす、いかなご、このしろ等の県内有数の漁獲高を誇っています。
大浜漁港の漁獲

- 漁獲高(平成20年) 2,872トン(属地) 9,199トン(属人)
- 主な魚種 しらす、いかなご、このしろ類
- 主な漁業種別 引き寄せ網、まき網、小型底引き網
大浜水門について

大浜水門は、平成13年度に改築しました。この水門の築造は、水門では、日本で2番目のハイブリット工法を採用しています。ハイブリット工法は、水門本体の堰柱と底版を工場で鋼殻とコンクリート合成版の函体構造とし、扉体及び管理橋を据え付けた後に、現場まで曳航し、沈設後中詰めコンクリートを充填する工法です。この工法では、現場での仮締切が必要ないことから、近隣市街地への振動・騒音の影響を低減できることやトータルコスト縮減、大幅な工期短縮することができました。