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まちなかの緑とその役割
都市公園
公園には大きく分けて2つの種類があります。1つは富士山や南アルプスなど「ありのままの自然を公園に指定して保護・利用を図る」趣旨の自然公園、もう1つは砂場やブランコなどの遊具が置かれたり、運動施設が置かれたりする都市公園です。都市公園の目的として「レクリエーション活動の場の確保」、「生活環境の整備保全」、「都市の安全性の向上」、「良好な都市景観の形成」などがあります。
愛・地球博記念公園(長久手市)
街路樹
道路に沿って植えられた樹木のことを街路樹と言います。街路樹の目的として「都市の景観向上」、「道路環境の保全、ヒートアイランド現象の緩和」、「車と歩行者の分離による交通安全」、「火災時の延焼防止や地震時の家屋倒壊防止」などがあります。
街路樹(名古屋市)
緑道
緑に覆われた、歩行者専用道路または自転車専用道路のことを緑道と言います。緑道は緑の空間が連続することで、緑のネットワークをつくるうえで重要であり、災害時には避難路として活用されます。
水無瀬川緑道(豊田市)
河川の緑
都市における河川は、都市の景観形成の大きな要素であるとともに、水と緑の身近な自然として親しみ、ふれあう場でもあります。またビオトープネットワーク(野生生物の移動空間)や火災時の延焼防止などの役割もあります。
乙川(岡崎市)
民有地の緑
民有地の緑には、屋上緑化、壁面緑化、駐車場緑化などがあり、快適でうるおいのある生活環境を形成するとともに、都市のヒートアイランド現象を緩和する役割があります。
屋上緑化(名古屋市)
壁面緑化(刈谷市)
駐車場緑化(名古屋市)
問合せ
愛知県 建設部 公園緑地課
企画・都市緑化グループ
電話 052-954-6526(ダイヤルイン)