愛知県こども計画　はぐみんプラン2029

(1)　計画の位置づけ
　○　愛知県の子ども・若者・子育てに関する総合的な計画として位置付け、様々な視点の支援や対策を
　　一体的に連携して行うことにより、子ども・若者・子育てに関する課題の解決を目指します。
　

(2)　ライフステージに応じた取組と社会基盤の整備
　○　出産・子育て期だけではなく、職業観を形成する児童・青少年期も含め、中長期的な視野に立った
　　総合的な少子化対策を推進する必要があることから、若者の就学・就職、結婚・妊娠・出産、子育て
　　までのライフステージに応じた課題に対応した施策を実施します。
　○　また、「こども大綱」を踏まえ、子育て期を子ども・若者への支援と子育て家庭への支援に分け、
　　子ども・若者への支援を更に「ライフステージ別の施策」（誕生前・乳幼児期、学童期・思春期、
　　青年期）、「ライフステージを通した施策」に区分けします。
　　特定のライフステージのみでなく、ライフステージ全体を通して対処すべき課題に対応します。
　

(3)　子ども・若者の社会参画や意見反映の推進など社会基盤の整備
　○　こども基本法や児童の権利に関する条約の趣旨や内容の周知に取り組むなど、子どもの権利に
　　関する理解促進を図ります。
　○　また、こども基本法の理念を踏まえ、子ども・若者の意見を聴いて施策に反映することや、
　　子ども・若者の社会参画を進め、「子どもや若者とともに社会をつくる」ことを目指します。
　○　その他、施策の実効性を高めるため、地域における住民、ＮＰＯ、企業等の多様な主体との
　　協働の推進や県民・企業が一体となって応援する気運の醸成など、社会全体で子ども・子育て
　　家庭を応援する基盤づくりに取り組みます。  
　

(4)　県全体で子どもの成長や子育てを応援していく社会の実現
　​〇 　子育ての最も重要な責任を有する父母その他の保護者を支えるため、県のみならず県民や
　　 企業、市町村、地域社会それぞれが主体となり一丸となって、県全体で子どもの成長や子育て
　　 を応援していく社会の実現を目指します。