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中部国際空港セントレア-環境配慮

ページID:0239598 掲載日:2022年4月1日更新 印刷ページ表示

航空機騒音への配慮

航空機騒音に関する環境基準を超える範囲がすべて海域にとどまるよう配慮した、海上空港です。
航空機騒音の予測結果
航空機騒音に関する環境基準(単位:WECPNL(注))
地域の類型 基準値

1

(専ら住居の用に供される地域)

70以下

2

(1以外の地域であって通常の生活を保全する必要がある地域)

75以下

(注)WECPNL:生活環境において、航空機騒音のうるささの程度を表す尺度で、一般に「うるささ指数」と呼ばれている。航空機騒音に関する環境基準の単位は2013年度からLdenに変わったが、本ページでは開港当時の配慮事項を記載している。

海水の流れへの配慮

海水の流れ
海水の流れに配慮した空港島の位置及び形にしています。
対策1.空港島と対岸部の海域幅は、最も狭くても約1.1kmを確保しています。
対策2.丸みを持たせた島の形で、海域幅を拡大しています
対策3.島の角に丸みを持たせ、渦の発生をおさえています。

海域生物への配慮

空港島の護岸については、さまざまな海の生物が集まりやすくするために、自然石などを用いて傾斜がつけられています。さらに、西側と南側護岸の一部では、幅10mの小段を設け、そこにアラメ、カジメ等の多年生の海藻を移植して藻場を造成しました。
岩礁性藻場の創出例

空港施設に係る環境への配慮

1.コージェネレーション(熱電併給)システム
エネルギーの効率的な利用を図るため、発電時に発生する排熱などを有効利用して電力と熱を供給する、コージェネレーションシステムが導入されています。
2.太陽光発電システム
クリーンな自然エネルギーを有効活用するため、旅客ターミナルビルのセンターピア屋上に太陽光発電システムを設置しています。
3.中水・雨水の利用
旅客ターミナルビルでは、厨房排水を浄化処理することにより中水を製造し、トイレの洗浄水に再利用しています。また、雨水の一部を貯留し、植栽などの散水に利用しています。

環境に配慮した空港施設

開港後の環境監視

2010年度から「中部国際空港に係る環境監視計画」に基づき、航空機騒音の調査が行われており、調査結果は中部国際空港株式会社のWEBページで公開されています。

問合せ先

愛知県 都市・交通局 航空空港課

E-mail: kouku@pref.aichi.lg.jp