愛知スーパーハイスクール研究指定事業

　県立高等学校5校を研究校として指定し、高度な知識・技能等の習得のための指導法の開発や高大連携を視野に入れた新たな教育課程の研究等を行うことにより、特色があり魅力に富む県立高等学校づくりの一層の推進を図ってきました。

　まとめの年度にあたり、平成22年12月24日には、ウィルあいちで運動部活動部門、文化部活動部門をあわせて全体発表会を開催しました。当日は教員、生徒、保護者など590名が参加し、大盛況でした。

　「サイエンス講座」等を計画的、継続的に実施するなど、比較的高度な理数系の高大連携教育を行ってきました。自然科学に重点を置いたコースや類型における体験型プログラム及び高大連携プログラムについて発表しました。

　大学や研究機関と連携し、生徒の自然科学への探究心を高め、学習の成果を日本語及び英語で積極的に発信する能力を育成する取組を行ってきました。どの学校でも実践できるヒントを多く盛り込んで今までの研究成果を発表しました。代表生徒による英語スピーチの発表も行いました。

　演劇の手法を生かした学校設定科目「演劇表現」の指導法を用い、一般県民対象のワークショップを実施するなどの活動を通して、コミュニケーション能力を育成する指導法の開発を行ってきました。観客も巻き込んで指導事例を紹介するなど、大いに盛り上がった発表でした。