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岡崎市立矢作中学校で出前授業を行いました
調査研究課の高山です。
11月6日に、岡崎市立矢作中学校で出前授業を行いました。
今回の授業には、弥生時代、古墳時代、奈良・平安時代のやきものを持っていきました。グループに分かれて時代を当てるクイズをしたところ、全グループが正解していました。
例えば、上の写真を見てください。どちらも須恵器(すえき)のうつわですが、左側のものは底が丸く、右側のものは台がついています。この違いは、うつわを手で持つか置いておくかのような食べ方の違いを反映していると考えられています。実際に持ってみることで形の違いに気づき、左側のものは古墳時代、右側のものは奈良・平安時代と分類できていました。
他の遺物についても、表面がつるつるかざらざらか、どのような形かなど、よい着眼点を持って観察する様子がみられました。

