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家庭でできる簡単な節水方法
家庭でできる簡単な節水方法
現在、日本では、水道の蛇口をひねれば、簡単に水を手に入れることができます。そのため、私たちは、水は豊かにあると思いがちです。しかし、水は限りあるものであり、貴重な資源です。これからは、必要な分だけを使うようにし、むだな使用はなくすように努めて、「節水型社会」をつくっていく必要があります。
いま一度、自分の生活を見直し、毎日の生活の中で水の使い方の工夫をしてみましょう。工夫の一例を紹介します。
炊事の後片付けの工夫
食器・フライパンは、油汚れなどを新聞紙や布で落としてから水洗いをすると、水を節約することができます。また、蛇口のこまめな開け閉めを心がけましょう。
歯みがきのときは水を止める
30秒間水を出しっぱなしにすると、約6リットルもの水を使います。4人家族の朝晩の歯みがきで水を出しっぱなしにすると、1年間で500ミリリットルのペットボトル3万5040本もの水になります。
コップなら3杯程度ですみます。
洗濯はお風呂の残り湯で
浴槽は小さなものでも200リットル。水温が高いので汚れ落ちも良くなります。また、洗濯だけでなく、ふき掃除や植木の水やり、まき水にも使いましょう。
水洗トイレも節水できます
水洗トイレの洗浄レバーは、大小を適切に使い分けることによって水を節約することができます。また、新築・改築時には節水型の機器を積極的に取り入れましょう。
洗車はバケツで
バケツ洗いなら30リットル程度ですむ洗車も、流しっぱなしのホース洗いでは、240リットル以上の水を使ってしまいます。
お米のとぎ汁は植木にまきましょう
栄養分があるので肥料になり、河川の汚れも防げます。