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よくある質問に答えます(Q&A)1.全般
Q 導水路を造る目的は何ですか?
A:
木曽川水系連絡導水路は、徳山ダムで確保した水を、揖斐川から木曽川に導水(一部は長良川を経由)するもので、次の二つの目的があります。
1.河川環境の保全(異常渇水時の緊急水の補給)
平成6年のような異常渇水時に、徳山ダムに確保した渇水対策容量の水を揖斐川から木曽川に導水し、河川の環境を改善します。
2.新規利水の供給
徳山ダムで確保した愛知県の水道用水並びに名古屋市の水道用水及び工業用水の水を、揖斐川から木曽川に導水し、利水の安定供給を図ります。

木曽川水系連絡導水路の概要
(出典:独立行政法人水資源機構木曽川水系連絡導水路建設所ホームページ)
なお、徳山ダムは、揖斐川の洪水調節、木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)の河川環境の改善、二県一市(愛知県、岐阜県、名古屋市)の新規利水(水道用水、工業用水)の供給、発電の4つの目的のため、揖斐川の上流に建設され、平成20年度から管理・運用が開始されています。このうち、木曽川及び長良川の河川環境の改善、愛知県及び名古屋市の新規利水の供給については、木曽川水系連絡導水路が出来るまでは利用できません。
問合せ
愛知県 建設局 水資源課
水資源計画グループ
電話052-954-6121
E-mail: mizushigen@pref.aichi.lg.jp