よくある質問に答えます（Q＆A）　5．その他

A:
　平成22年度に国によるダム検証が開始された際に、設楽ダムについてもこの検証の対象とされ、平成22年11月から平成26年4月までの3年半の間、検証作業が行われました。

　国土交通大臣から検討の指示を受けた中部地方整備局は、平成22年11月に「設楽ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」を設置し、その中で、治水や利水などの目的を達成するダム建設以外の複数の代替案とダム案との比較検討が行われ、関係住民、学識経験者、関係地方公共団体の長・関係利水者への意見聴取を経て、総合的な評価として「ダム案」が最も有利とした検討報告書が作成されました。
　その後、中部地方整備局から検討結果の報告を受けた国土交通大臣は、学識者による有識者会議を開催し、意見聴取を行った上で、平成26年4月に設楽ダム建設を継続する方針を決定しました。

　この方針決定により、事業が進められていくこととなりましたが、本事業は巨額な事業費を要する事業であり、県負担も大きいものとなりますので、県としましては、更なる事務事業の合理化・効率化を図るとともに、今後とも事業のあり方、進め方等について不断の検証を行うよう、国に対し引き続き要請していくこととしています。

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