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よくある質問に答えます(Q&A) 2.河川環境の保全(流水の正常な機能の維持)

ページID:0284701 掲載日:2020年5月1日更新 印刷ページ表示

Q 設楽ダムによって河川環境はどのように保全されるのですか?

A:
 例えば、豊川支川の宇連川では、平成15年度から寒狭川導水路による流況改善(豊川本川から宇連川への導水)が行われていますが、豊川本川の寒狭川頭首工地点でしばしば流量の減少が起こり、寒狭川導水路から十分な導水ができず、大野頭首工の下流部の宇連川では今でも年間で平均200日以上も水が全く涸れた状況(瀬切れ)になっています。
 また、豊川の牟呂松原頭首工の下流部でも、渇水時には水量が極めて少ない状況になっているなど、極めて厳しい河川環境になっています。
 そのため、設楽ダムを建設し、上流で水を貯めておくことにより、渇水時においても寒狭川導水路を経由して大野頭首工のある宇連川や、牟呂松原頭首工のある豊川に一定量の水を流すことが可能になり、河川環境の保全を図ることができます。
 川に一定量の水が流れるということは、とても大切なことで、それにより、川や川の周辺に生息する動植物の生態系が保全されるとともに、安定して川から取水することができます。また、美しい景観が守られ、さまざまな河川の利用が可能になります。

豊川水系概要図

  豊川水系概要図
  (中部地方整備局提供)

ダムによる河川環境の保全事例

  ダムによる河川環境の保全事例
  (出典:国土交通省設楽ダム工事事務所設楽ダムパンフレット)
  (注)図中にある○m3/sは毎秒○立方メートルのことです

問合せ

愛知県 建設局 河川課
企画グループ
電話 052-954-6553
E-mail: kasen@pref.aichi.lg.jp