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よくある質問に答えます(Q&A) 3.利水について

ページID:0284700 掲載日:2020年5月1日更新 印刷ページ表示

Q 農地面積は減少しているにもかかわらず、農業用水が新たに必要となるのはなぜですか?

A:
【農地面積について】

 豊川用水地域では、水田は減少傾向にありますが、畑面積はほぼ横ばいの状況となっています。

豊川用水地域における農地面積の推移

【農業用水の新規需要について】
 東三河地域では、ほぼ毎年のように節水を余儀なくされてきたことから、受益農家の節水意識は非常に高く、合理的な水利用ができるようパイプラインなどの施設整備を進めていますが、近年の農業用水の取水実績は増加傾向にあります。

農業用水の取水実績


 農業用水の使用量が増えている要因は、大きく分けると以下の3つの要因が考えられ、この増加分を補うための水源が必要です。

(1)    「水田の必要水量の増加」
 三河湾沿岸の水田地帯の一部において、良好な営農条件を確保するための排水改良が進んだことに伴い、水田の用水量が豊川総合用水事業計画を策定した昭和60年当時(過去)より増加していること。

出典:平成18年2月3日国土審議会水資源開発分科会資料

  (出典:平成18年2月3日 国土審議会水資源開発分科会資料)

(2)「ため池の減少」
 生活排水などの流入による水質悪化や都市化の進展に伴う埋立などにより、利用可能なため池が、豊川総合用水事業が見直された平成10年度当時(現状)と比較すると減少しており、これらを補なう水量が必要となっていること。

出典:平成18年2月3日国土審議会水資源開発分科会資料

  (出典:平成18年2月3日国土審議会水資源開発分科会資料)
 

(3)「温室などの増加」
 全国有数の畑作地帯である東三河地域においては、ガラスハウスやビニールハウスなどの施設栽培が増加していますが、水田などとは違って、雨水を利用することができません。こうした施設栽培は、今後も増加が見込まれるため、その分の用水量が増加すること。

東三河地域における施設畑面積の推移

  東三河地域における施設畑面積の推移

問合せ

愛知県 農林基盤局 農地部 農地計画課
機構調整グループ
電話 052-954-6433
E-mail: nochi-keikaku@pref.aichi.lg.jp