平成25年度水生生物調査の結果について

　愛知県では、県民の方に身近な河川等における水生生物の生息状況を調査していただくことにより、水生生物を指標として河川の水質を総合的に評価するとともに、身近な自然とふれあうことで、県民の方に環境問題への関心を高めていただき、広く水環境保全の普及啓発を図ることを目的として、昭和60年度から毎年度、夏休み期間中を中心に、県民の方の自主参加による水生生物調査を実施しています。

　平成25年度は、小中学校や地域住民グループなど、73団体3,903人の参加により、73河川等122地点で調査が行われました。

・各河川における水生生物の生息状況調査で見つかった水生生物の種類と数に応じて、当該河川の水質階級をI（きれいな水）、II（ややきれいな水）、III（きたない水）及びIV（とてもきたない水）の4段階で判定するものです。

・今年度は、73河川等122地点で調査を行った結果、水質階級Ｉと判定されたのは39地点（32.0％）でした。

・矢作川等水系及び天竜川・豊川等水系では、水質階級ＩやＩＩの地点が多く見られ、境川等水系では、水質階級ＩＩＩやＩＶの地点がやや多く見られました。