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調査・団体営・単県グループ
農業農村整備事業に関する調査計画業務
○事業計画調査
事業主体(県・市・土地改良区等)が土地改良法及び農業農村整備事業関係実施要綱等に基づき、農業農村整備事業を開始するために必要な事業計画調査を行っています。事業計画調査の中には農業用排水機場の機能診断も含まれます。
・農業用排水機場の機能診断
幡豆管内に農業用排水機場は75箇所あります。(R6年4月時点)
機能診断は施設の劣化要因の特定や対策工法の検討に必要な事項について調査をするものです。
○一般調査
農業農村整備事業の計画に必要な基礎情報を得るため、土地及び水の利用に関する調査、農業基盤整備の状況調査、防災に関する調査等を行っています。
団体営農業農村整備事業
単独土地改良事業
農業農村多面的機能支払事業
農業農村多面的機能支払事業は、高齢化や混住化など農業集落機能の低下により、管理が困難となっている農地や農業用施設の良好な保全と農村環境を図る、地域ぐるみでの効果の高い共同活動や、古くなった農業用施設の長寿命化活動を支援するものです。
令和6年4月1日現在、西尾市内で10組織が活動しています。
・農地維持支払
農用地や水路等の地域資源の基礎的な保全活動の支援を行っています。活動組織が行う農地法面の草刈りや、農業用施設の点検、水路の泥上げ等が対象となります。
農地周辺の草刈り
・資源向上支払(共同活動)
地域資源の質的向上のために行う、クリーン活動やひまわりの植栽といった景観形成活動、ビオトープの整備、外来種の駆除などの活動を支援します。
クリーン活動の様子
ひまわりの植栽
・資源向上支払(長寿命化)
老朽化した水路やポンプなどの補修といった、農業用施設の長寿命化を目的とする活動を支援しています。
整備後の水路
○農地・水・環境のつどい
愛知県内で優れた活動に取り組んでいる活動組織の表彰を行っています。
(近年の優良活動事例)
・福地広域協定運営委員会(R4年度受賞)
水路の泥上げ及び点検・補修を地域一体となって行っており、農業用の施設の長寿命化に努めるほか、
小学校の児童と一緒にパンジーの植栽や清掃活動を行っています。
水路の泥上げ
パンジーの植栽
・美しい室場を育てる広域協定運営委員会(R3年度受賞)
小学校と連携して地域の生態系に関する学習活動を行っているほか、地域で開かれるコスモス祭りで
パネル展示を行うことで、農村環境の保全への理解促進に努めています。
水質調査
調査結果の発表
・新田広域協定運営委員会(R2年度受賞)
稲作に被害を及ぼす外来種(ジャンボタニシ)の駆除や小学生と生き物調査を行い、地域の生態系の保全に取り組んでいます。
外来種(ジャンボタニシ)の駆除
生き物調査
農業農村整備事業の理解促進
○排水機場現地学習会
令和6年10月7日に、農業用排水機場という身近な防災施設について学んでもらうため、小学生を対象に排水機場現地学習会を開催しました。
パネルや模型を使って排水機場の仕組みや必要性を説明し、実際にポンプや除塵機を運転して排水の様子やゴミの除去方法を見学してもらいました。
パネルや模型を使って、排水機場の仕組みを説明
風船を使って、水の流れ・ゴミの除去方法を説明
○農業農村整備事業のパネル展
令和6年1月15日(月曜日)から26日(金曜日)まで、西尾市役所1階市民ロビーで、「幡豆農地整備出張所建設課のパネル展」を開催しました。
内容としては、幡豆農地整備出張所で行われている農業農村整備事業について、わかりやすく解説するものです。
○排水機場カードの配布
豪雨などによる浸水被害を軽減する目的で設置した排水機場を紹介するため、「排水機場カード」を作成しました。
現在20種類のカードを当出張所にて発行しており、施設を訪れた方を対象に無料で配布しています。
○カードの紹介
表面には、排水機場の写真が掲載されており、裏面には排水ポンプ施設の詳細と写真が掲載されています。
1 配布場所
愛知県西三河農林水産事務所幡豆農地整備出張所 1階
調査・団体営・単県グループ受付
(西尾市寄住町下田13)
2 配布時間
平日の開庁日 10時~16時
3 配布条件
・カードは排水機場へ訪れたことをスマートフォンやデジタルカメラで証明していただくことで
配布いたします。
・写真撮影した各排水機場のカードお一人様1枚限りです。
※1 郵送での配布は行っていません。
※2 カードの売買目的の方には、カードを配布しておりません。
カードの詳細、排水機場の場所につきましては、下記のPDFをご覧ください。
4 お問い合わせ
愛知県西三河農林水産事務所幡豆農地整備出張所
調査・団体営・単県グループ
電話:0563-56-1809
FAX:0563-57-5505