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のり養殖
ノリの種付け(陸上採苗)風景
平成25年9月23日から10月4日にかけ西尾市内のノリ養殖漁業者が、ノリ網へノリの種付け(陸上採苗)を行いました。種付けしたノリ網は、一旦、冷蔵庫で保存し、10月下旬頃、海に張り出され養殖が始まります。摘み取りは、11月下旬から始まる見込みです。
ノリの種付
水車を使ってノリ網にノリの種を付けます。
種の付いた網は、水車から下ろし、養生池へ入れます。
今の時期ノリは「糸状体」という形で貝殻に潜って生活しています。「糸状体」が種を形成し、その種を放出させて種付けを行います。貝殻の黒い部分が全て糸状体です。
顕微鏡でノリの種を400倍に拡大した画像です。
貝殻から水槽中に放出されたノリの種です。
水車の横では、漁師さんが顕微鏡でノリ網に種が付着したことを確認しています。
顕微鏡でノリ網を100倍に拡大した画像です。
矢印で示した黒い点に見えるのがノリの種です。
種を付けた網は、養生池で、4時間ほど光を当てノリ芽の発芽を促します。
ノリ網は、養生池から取り上げ、水気を切った後、冷蔵庫に保存します。