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幡豆地区干潟・藻場を保全する会の活動について(干潟の保全活動)
幡豆地区干潟・藻場を保全する会の活動(干潟の保全活動)
西尾市東幡豆町の漁業者で構成される幡豆地区干潟・藻場を保全する会の干潟部会では、アサリ等が生息する干潟の保全に努めています。
干潟は、定期的に干出する特異的な環境下にありますが、魚介類の産卵場、幼稚仔の生育場として大変重要な場所になっています。また、干潟に棲む生物により、窒素・リンを含む有機物が分解され、環境面でも高い水質浄化機能を有しています。
今回は、当該団体が取り組む干潟の保全活動について紹介します。
活動の拠点は、西尾市東幡豆町ウサギ島周辺です。
写真は、干潟の大切さを伝えるために地元の小学生を招き学習会を開催している様子です。
干潟を耕耘すると、硬くなった地盤を柔らかくしたり、底質改善の効果があり、アサリなどの生物が生息し易くなります。
耕耘は、海が干上がっているときにしか出来ませんので、夏場の昼間か、冬場の夜中に実施されます。
アサリの食害生物(エイ)の駆除風景です。
エイの他にも、アサリを食べるツメタガイやヒトデを駆除しました。写真は、一晩で駆除した生物です。