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幡豆漁業協同組合青年部の活動(間伐材漁礁の設置)

ページID:0114483 掲載日:2016年1月20日更新 印刷ページ表示

 幡豆漁業協同組合青年部では、「山と海を豊かにする」というテーマで平成23年度から平成25年度にかけて、間伐材を利用して作成した魚礁を設置しましたので、その取り組みについて紹介します。

間伐材の受け取り

 魚礁の材料となる間伐材は、岡崎森林組合と山林を所有する山主さんの協力を得て、幡豆漁協青年部の皆さんが受け取りに行きました。
 なお、受け取った間伐材は、水源のかん養など森林の公益的機能を発揮させる目的で実施された愛知県の「あいち森と緑づくり事業」の間伐で発生した木材です。

チェンソーを使用して間伐材の長さを揃えている様子
作業風景です。
漁協青年部員の他、森林組合の役員さん、県の林業及び水産業の普及指導員が参加しました。

集めた間伐材を軽トラックに載せている様子
集めた間伐材は、山林のある岡崎市から漁協のある西尾市鳥羽町へ運び、魚礁として組み立て海に沈めるまでの間、乾燥させておきました。

間伐材漁礁の作成

間伐材を使用して、漁礁の枠を組み立てている様子。
間伐材を組み立てて、漁礁の枠を作成している様子です。

漁礁枠に竹笹を取り付けている様子
漁礁には、魚を集める効果を高めるため、網や竹笹を取り付けました。

完成した間伐材漁礁
完成した間伐材漁礁です。

間伐材漁礁の設置

クレーンを使用して間伐材漁礁を吊り上げている様子 漁船2隻で間伐材漁礁を運搬している様子
完成した間伐材漁礁は、クレーンを使用して運搬用の船に載せ、設置場所まで運搬しました。

漁礁を設置している様子
予定場所で漁礁を沈めている様子です。土嚢を取り付けて、漁礁を海底まで沈ませました。

海底に沈められた間伐材漁礁の様子
海底に設置された間伐材漁礁の様子です。

漁礁に居つくメバルの写真 漁礁に居つくハゼ類の様子
設置してから数か月後に潜水調査をしたところ、間伐材漁礁の周りにはメバルやハゼなどの魚が確認されました。
このような取り組みを続けることで、水産資源が増えてくれることを期待しています。

問い合わせ

西三河農林水産事務所 水産課

電話 0564-27-2727(ダイヤルイン) FAX 0564-23-4691