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県営工業用水道事業について
県営工業用水道事業について
愛知県では、産業活動の発展と地盤沈下防止のため、昭和36年12月より工業用水の給水を開始し、現在では県内32市町村を4事業所に分けて、木曽川、矢作川、豊川の各水系の上流にあるダムを水源とし、7つの浄水場から各事業所へ供給しています。
西三河工業用水道事業について
衣浦臨海並びにその背後地における既存工場及び新規工場が使用する工業用水の需要量は、大幅な増加が見込まれたうえ、従来、当地域が工業用水の水源として依存していた地下水は、年々水位の低下と水質悪化が進み、引き続き地下水に依存することは困難な見通しとなりました。
このため県では、地下水位低下の防止及び産業基盤整備の面から、衣浦臨海部及びその背後地を給水区域として、昭和41年度に水源を矢作ダムに求め日量300千立方メートルの西三河工業用水道事業を実施することとし、昭和45年度から浄水場の建設、配水管等専用施設の建設に着手しました。
一方、豊田市を中心とする西三河北部地域においても、産業の急速な発展に伴い、工業用水の需要が年々増加するとともに地下水位の低下が著しく、揚水量の減少などから県営による工業用水道事業の実施が要請され、昭和49年から新たに西三河北部地域を給水地区に加え、日量300千立方メートルのうち195千立方メートルを衣浦臨海部へ、105千立方メートルを西三河北部地域へ給水する計画に変更しました。
その後、一部完成した安城浄水場から昭和50年に衣浦臨海部へ、昭和52年度には西三河北部地域に給水を開始しました。
さらに、昭和60年に岡崎市(矢作川以東のうち国道1号線以南及び矢作川以西の区域)、西尾市、吉良町(現:西尾市)及び幸田町を新たに給水区域に加えました。
今後も水需要の増大と安定供給に対処する施設の整備、拡充に努めていきます。
計画給水能力 (立方メートル/日) |
給水区域 |
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300, 000 |
岡崎市のうち矢作川以東で一般国道1号線以南及び矢作川以西の区域、半田市、碧南市、刈谷市、豊田市のうちH17.3.31における豊田市の区域、安城市、西尾市のうちH23.3.31における西尾市及び旧吉良町の区域、高浜市、みよし市、東浦町、武豊町、幸田町【9市3町】 |
問合せ
愛知県 西三河水道事務所 配水課 配水グループ
電話: 0566-98-5652
E-mail: nishimikawa-suido@pref.aichi.lg.jp