本文
あいちの有機農業
本県では、有機農業を「環境と安全に配慮した農業」の特徴的な取組の一つに位置づけ、「愛知県有機農業推進計画」に基づき推進しています。
有機農業とは、有機農業の推進に関する法律の第二条で以下のとおり定義されています。
・化学的に合成された肥料及び農薬を使用しない
・遺伝子組換え技術を利用しない
・農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いる
愛知県の有機農業の規模
県内の有機農業取組面積は369haです(愛知県調べ、2023年)。
・愛知の有機農業の現状(2023年) [PDFファイル/134KB]
愛知県有機農業推進計画関係
・愛知県有機農業推進計画(令和5年1月一部改正) [PDFファイル/287KB]
・愛知県有機農業推進計画(概要) [PDFファイル/285KB]
・有機農業の推進に関する基本的な方針(農林水産省 令和2年4月30日) [PDFファイル/4.38MB]
・有機農業の推進に関する法律 [PDFファイル/19KB]
有機農業の推進に向けたロードマップ
ロードマップの策定について
愛知県有機農業推進計画に掲げた目標を達成するには、県の具体的な取組事項を明らかにし、着実に取り組んでいく必要があります。そのため、取組事項等をまとめた「有機農業の推進に向けたロードマップ」(以下、「ロードマップ」という。)を策定しました。
有機農業の推進に向けたロードマップ(令和6年3月) [PDFファイル/377KB]
ロードマップの策定に当たっては、東京大学大学院 香坂玲教授をはじめ、県内有機農業者やオーガニックビレッジに取り組む市町村等、有機農業の関係者に出席いただき令和6年2月20日に開催した「有機農業推進部会」で御意見をいただきました。
ロードマップに基づく有機農業の推進について
具体的な取組内容である「行動計画」は、2025(令和7)年度まで策定しました。
2025(令和7)年度以降については、取組の進捗状況や有機農業を取り巻く状況の変化等を踏まえて、今後、策定します。また、取組事項については、必要に応じて見直します。
有機農業の推進に向けた取組を効果的・効率的に進めるため、推進対象や先導的に推進する作目等について今後整理します。
有機農業の推進は、県のみでなく、有機農業に関わる各組織等の協力を得て行います。なお、各組織等に期待する役割は以下のとおりです。
市町村:地域における有機農業の推進、有機農業の受入体制の整備
農業団体:有機農業の受入体制の検討支援
農業者:有機農業の実践、新規就農希望者の就農支援
流通関係者:有機農産物の販路確保
消費者:有機農業に対する理解
ロードマップに記載した県の取組結果を毎年度取りまとめ、「有機農業推進部会」等において当年度の取組結果の検証等を行い、次年度の取組につなげていきます。
有機農業に関する技術の研究
愛知県農業総合試験場における有機農業に関する試験及び調査の結果です。
有機農業の取組に対する支援
有機農業に対する消費者の理解促進
・有機農業の認知度調査(2018年度県政世論調査、有機農業関係抜粋) [PDFファイル/267KB]
有機農業関係団体の紹介
・あいち有機農業推進ネットワーク
・有機農業参入促進協議会(有機農業を始めたい方への支援)