本文
愛知県におけるGAPの推進について
愛知県では、県内で生産される農産物の「安全・安心」の評価をより高めるため、GAPの取組を推進しています。
GAP(農業生産工程管理)について
(1) GAPとは
「GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)」とは、生産者の「安全な農産物を生産したい」「働きやすい労働環境を整えたい」「環境にやさしい栽培をしたい」という考えを実現するために、農業生産の各工程を生産者自らがチェックして改善に取り組む手法です。
GAPは、計画等(Plan)に基づいて農作業を実践(Do)します。栽培終了後、当初の計画等に問題がなかったかどうか点検・評価(Check)を行います。そして、見直し・改善(Action)を加え、次の作に反映させます。
この手順を繰り返し、より良い農業を目指していくものです。
(2) GAPに取り組むメリット
より良い農業のために、生産者が注意する事柄がはっきりとわかります。
経営上、取り組むべき内容を明確にすることで、見直しが容易になります。
適切な生産管理を実践でき、市場や消費者の信頼確保につながります。
(3) GAPの認証
第三者機関から、正しくGAPを実施していることの確認・証明を受けることです。
生産現場から消費者までの流通が複雑化していることから、生産者自身が行うより良い農産物生産に向けた取組を伝える方法として有効です。
GAP推進の取組について
農林水産省の国際水準GAPガイドラインに準拠したチェックシートにより、国際水準GAPの取組を推進しています。
【愛知県GAP取組事項一覧 やろまいシート国際水準GAP版】
・やろまいシート国際水準GAP版(青果物)※きのこ類及びスプラウト類を除く [PDFファイル/474KB]
・やろまいシート国際水準GAP版(穀物) [PDFファイル/410KB]
・やろまいシート国際水準GAP版(茶) [PDFファイル/398KB]