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平成28年度 生産高度化研修(パワーアシストスーツの利用による農作業の負担軽減) 【終了しました】
カンキツ栽培を始め、農作業には力仕事が多く、農業者の高齢化に伴い作業負担の軽減が課題となっています。そこで、パワーアシストスーツの利用による農作業の負担軽減手法を学びました。
研修を終えて
愛知県果樹振興会及び田原市と共催し、愛知県かんきつ現地研究会と合同で、「パワーアシストスーツの利用による農作業の負担軽減」をテーマとして研修会を開催しました。研修会は田原市渥美文化会館で、県内各地のカンキツ生産者を中心に、93名の参加がありました。
研修会は、和歌山大学産学連携・研究支援センター特任教授・名誉教授の八木先生を講師としてお招きし、農業向けのパワーアシストスーツ(以下「スーツ」とする。)について、講演と実演をしていただきました。
講演では、スーツの開発の経過、スーツの性能、産地での使用事例などの説明がありました。今回紹介されたスーツは、山の斜面を登る動作と、みかんの収穫コンテナを運ぶ動作をアシストするもので、歩行とコンテナの持ち上げの動作に対し、身体的な負担を軽減するものでした。
講演の後に、参加者の中から実演者を募り、実際にスーツを装着し、用意された収穫コンテナの持ち運びや、会場内の階段を上るなどの動作の実演会を行いました。
参加者からは、「話を聞いたり、雑誌で読んだりはしていたが、実物を見るのは初めてで参考になった」「実際に動作を見て確認できて良かった」などの感想があり、実演により研修に対する理解を深めることができました。
写真 パワーアシストスーツの実演の様子
募集内容
1 日時
平成28年10月12日(水)午後1時30分から午後4時まで
2 場所
田原市渥美文化会館
田原市吉田町岡ノ越6-4
3 内容
▽現地紹介:田原市のかんきつ生産状況
講師:愛知県東三河農林水産事務所田原農業改良普及課 専門員 長崎 晋作 氏
▽講演:「パワーアシストスーツ」による作業軽減について
実演:「パワーアシストスーツ」の実演
講師:和歌山大学産学連携・研究支援センター 特任教授・名誉教授
パワーアシストインターナショナル株式会社 代表取締役 八木 栄一 氏
▽総合質疑:愛知県農業総合試験場企画普及部広域指導室 専門員 森 敬子 氏
4 対象及び定員
愛知県内の果樹(カンキツ)農家等 120名
5 参加費
無料
6 申込み方法
御住所を管轄する愛知県農林水産事務所農業改良普及課にお申込みいただくか、往復葉書に下記の事項を御記入の上、愛知県立農業大学校までお申込みください。
*往信はがき(裏面):課題名・氏名(ふりがな)・郵便番号・住所・電話番号(平日の昼間に連絡がつく番号)
*返信はがき(表面):返信先の郵便番号、住所、氏名
裏面は何も書かないでください。
電話、ファクシミリでの受付はしておりませんので、御理解ください。
7 往復葉書での申込先
郵便番号444-0802 岡崎市美合町字並松1-2
愛知県立農業大学校 研修部研修科 研修グループ
8 申込期限
平成28年10月3日(月) (必着)
9 共催
愛知県果樹振興会、田原市
10 研修の御案内(リーフレット)
問合せ
愛知県立農業大学校 研修部研修科 研修グループ
郵便番号444-0802
岡崎市美合町字並松1-2
電話: 0564-51-1034(研修部直通)
ファックス: 0564-51-4831
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp