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平成29年度 生産高度化研修(畜産部門):名古屋コーチンに関する試験研究成果ならびに採卵鶏における飼料用米の利用【終了しました】
名古屋コーチンに関する最新の試験研究成果報告ならびに採卵鶏における飼料用米の利用
研修を終えて
愛知県内の養鶏農家及び関係機関職員を対象に、名古屋コーチン及び飼料用米給与による畜産物への影響に関する試験研究の成果についての研修を開催し、県内各地から54名の参加がありました。
名古屋コーチンの新系統についての発表では、2017年2月に育成が完了した名古屋コーチン新系統であるNGY7系統の特徴と課題点について発表があり、新系統を用いることで鶏肉の増産に期待できる点などの説明がありました。
また、名古屋コーチン卵を用いた加工品の特性について説明がありました。
加えて、飼料用米給与に対する肉用鶏及び採卵鶏の影響について発表があり、飼料用米を給与した肉用鶏及び卵の特徴について学びました。
さらに、飼料用米としての活用が期待される水稲多収性品種「もみゆたか」の品種特性について情報提供がありました。
総合質疑では、NGY7系統の特徴の詳細や飼料用米給与による経済性などについて質問が相次ぎ、名古屋コーチンの新系統や飼料用米の利用に対する関心の高さが感じられました。
研修実施後のアンケートでは、「飼料用米の配合量について詳しく知ることができた」、「名古屋コーチンの新系統の詳細が分かった」との声が挙がり、充実した研修となりました。
[総合質疑の様子]
募集内容
1 日時
平成29年10月13日(金曜日) 午後1時から午後3時30分まで
(受付は午後0時30分から)
2 場所
愛知県立農業大学校 中央教育棟(3階) 大講義室
(岡崎市美合町字並松1-2)
3 対象
養鶏農家
4 定員
80名
5 内容
(1) 講演:増体に優れ飼育しやすい肉用名古屋コーチンの開発について
講師:愛知県農業総合試験場 畜産研究部 養鶏研究室
室長 中村 和久 氏
(2) 講演:名古屋コーチン卵及びその加工品の品質特性について
講師:愛知県農業総合試験場 畜産研究部 養鶏研究室
主任研究員 鳥居 雅樹 氏
(3) 情報提供:水稲多収性品種「もみゆたか」について
講師:愛知県農業総合試験場 企画普及部 広域指導室
主任専門員 林 元樹 氏
(4) 講演:飼料用米給与による名古屋コーチンの肉質への影響について
講師:愛知県農業総合試験場 畜産研究部 養鶏研究室
主任研究員 大口 秀司 氏
(5) 講演:飼料用米給与が採卵鶏の産卵性・卵質に及ぼす影響について
講師:愛知県農業総合試験場 畜産研究部 養鶏研究室
技師 沼田 正純 氏
(6) 総合質疑・まとめ
進行:愛知県農業総合試験場 企画普及部 広域指導室
主任専門員 森下 忠 氏
6 参加費
無料
7 共催
養鶏に関する実用化技術研究会(愛知県農業総合試験場 広域指導室)
8 申込み方法
ご住所を管轄する農林水産事務所農業改良普及課へお申し込みいただくか、往復はがきに下記の事項を御記入のうえ、愛知県立農業大学校までお申し込みください。
*1つの研修につき、往復はがき1枚でお申し込みください。
*複数名で申込みする場合は、代表者の郵便番号・住所・氏名と、その他の全員の氏名を御記入ください。
往復はがきの記入の仕方(イラスト参照)
*往診はがき(表面):下記9の申込先住所
返信はがき(裏面):(なにも書かないでください)
消えるインクは使用しないでください
*返信はがき(表面):お申込者の郵便番号、住所、氏名
*往信はがき(裏面):期日:10月13日、課題名:名古屋コーチンに関する試験研究成果、氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号(平日の昼間に連絡がつく番号)
消えるインクは使用しないでください。
9 往復はがきでの申込み先
郵便番号 444-0802 岡崎市美合町字並松1-2
愛知県立農業大学校 研修部 研修担当
問合せ
愛知県立農業大学校 研修部研修科 研修グループ (担当 石本)
郵便番号444-0802
岡崎市美合町字並松1-2
電話: 0564-51-1034(研修部直通)
ファックス: 0564-51-4831
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp