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平成29年度 生産高度化研修(果樹部門):ブドウの晩腐病対策及び優良品種の安定生産技術【終了しました】
ブドウの晩腐病対策及び優良品種の安定生産技術
研修を終えて
愛知県果樹振興会と共催で、ブドウの晩腐病対策及び優良品種の安定生産技術をテーマに研修会を開催し、163名の生産者等の参加がありました。
ブドウ産地である長野県の専門技術員近藤賢一氏を講師に招き、ブドウの晩腐病対策について、また、本県農業総合試験場落葉果樹研究室の江崎主任研究員から、ブドウ優良品種等の品種特性について講演いただきました。
晩腐病は、温度の高さと降雨時間によって感染が増加することから、防除後早めの被袋が有効であることが確認できました。
ブドウ優良品種として注目されているシャインマスカットについては、かすり症対策として緑色袋を用いると発生を軽減でき、果実の黄色化が抑制され緑色が残るものの、糖度や酸度への影響がないことや、支梗を使った房作りも可能なことなどについて報告されました。
参加者からは、「感染の仕組みがよくわかった。」、「防除適期や薬剤の効果について理解が深まった。」などの声が聞かれ、研修内容は大変好評でした。
また、参加者から、黒とう病対策、赤系優良品種、土づくり等幅広い研修要望が聞かれました。
今後も、産地と連携を図りながら、生産の高度化につながる研修を計画してまいります。
近藤氏の講演の様子
募集内容
1 日時
平成29年10月27日(金曜日) 午後1時30分から午後3時40分まで
(受付は午後1時から)
2 場所
愛知県立農業大学校 中央教育棟(3階) 大講義室
(岡崎市美合町字並松1-2)
3 対象
ブドウ生産者等
4 定員
100名
5 内容
(1) 講演:長野県におけるブドウの晩腐病対策
講師:長野県農政部農業技術課
専門技術員 近藤 賢一 氏
(2) 講演:ブドウ優良品種等の品種特性
講師:愛知県農業総合試験場 園芸研究部 落葉果樹研究室
主任研究員 江﨑 幾朗 氏
(3) 総合質疑
進行:愛知県農業総合試験場 企画普及部 広域指導室
専門員 森 敬子 氏
6 参加費
無料
7 共催
愛知県果樹振興会
8 申込み方法
ご住所を管轄する農林水産事務所農業改良普及課へお申し込みいただくか、往復はがきに下記の事項を御記入のうえ、愛知県立農業大学校までお申し込みください。
*1つの研修につき、往復はがき1枚でお申し込みください。
*複数名で申込みする場合は、代表者の郵便番号・住所・氏名と、その他の全員の氏名を御記入ください。
往復はがきの記入の仕方(イラスト参照)
*往診はがき(表面):下記9の申込先住所
返信はがき(裏面):(なにも書かないでください)
消えるインクは使用しないでください
*返信はがき(表面):お申込者の郵便番号、住所、氏名
*往信はがき(裏面):期日:10月27日、課題名:ブドウの晩腐病対策及び優良品種の安定生産技術、氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号(平日の昼間に連絡がつく番号)
消えるインクは使用しないでください。
9 往復はがきでの申込み先
郵便番号 444-0802 岡崎市美合町字並松1-2
愛知県立農業大学校 研修部 研修担当
問合せ
愛知県立農業大学校 研修部研修科 研修グループ
郵便番号444-0802
岡崎市美合町字並松1-2
電話: 0564-51-1034(研修部直通)
ファックス: 0564-51-4831
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp