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令和2年度 農産物利活用研修[農業のマーケティングと6次産業化〕【終了しました】

ページID:0303783 掲載日:2020年9月3日更新 印刷ページ表示

<研修を終えて>

 8月31日に農産物利活用研修「農業のマーケティングと6次産業化」の研修会を開催し、37名の6次産業化志向農家、実施農家、愛知農業次世代リーダー塾生、福祉事業所職員が参加しました。

 令和2年度の農産物利活用研修2回目は、静岡県立大学経営情報学部教授の岩崎邦彦先生をお招きして、その1「農業のマーケティング」、その2「農業のブランドづくり」の2部構成で講演がありました。「農業のマーケティング」では、冒頭で、農業は幸せの種を蒔く産業である。農業、水産業の輸出量が多い国と幸福度には相関関係があることをデータをもとに話されました。マーケティングとは、顧客を生み出し買い続けてもらうこと、消費者目線で考えることの大切さ、生産者と消費者との農産物に対するイメージが大きくことなることなどが語られました。儲けている農家は、1)客の声を聞く、2)価格決定権がある、3)売り場を確保している、4)シンボルとなる商品がある、5)女性が活躍していることなどが語られました。

 次に「農業のブランドづくり」では、選ばれるためには、ありたい姿を樹木の幹のようにしっかりすえ、客の心に明快なブランドイメージを持たせなければならない。そのために、1)価値性、2)独自性、3)共感性のある商品をつくる。そして、シンボルを造り、シンプルにして、イメージを絞り込むことでイメージが強くなり、選ばれる商品となることが語られました。逆転発想が大切で、商品の種類を増やす方向ではなく、絞り込むことが重要であると強調されました。 

 アンケート結果から、参加者の9割以上の方が「参加して良かった。」との回答が得られ、「たくさんの気づきがあった」「消費者目線の大切さがわかった」「ブランドづくりは価値観、独自性、共感性が重要であることがわかった」など多くの積極的な意見が聞かれ、有意義な研修会となりました。

岩崎先生の講演の様子  岩崎先生講演の様子

 ソーシャルディスタンスでの講演の様子        岩崎先生の講演の様子

 

 

6次産業化にむけ農業のマーケティングについて学びます。

農業の6次産業化は、プロダクトアウトの商品づくりではなく、マーケットインの明確なコンセプトのある商品づくり、マーケティングの視点をもった商品とそのストーリーの伝え方が重要である。そこで、6次産業化の支援を数多く行い、現在も第1線で携わっている経験者から、成功する秘訣を学ぶ。     

1 日時

  令和2年8月31日(月曜日)午後1時30分から午後4時30分まで

2 場所

  愛知県立農業大学校 中央教育棟 2階 第1・第2研修室

   岡崎市美合町字並松1-2

3 内容

  講演「農業のマーケティングと6次産業化」

   講師:静岡県立大学経営情報学部教授 岩崎 邦彦 氏

 

4 対象

  6次産業化志向農家

5 定員

  20名

6 申込み先

  受講申込書に必要事項を記入の上、各農林水産事務所農業改良普及課もしくは農業大学校へFAXにて申込みください。

  農業のマーケティングと6次産業化 [Wordファイル/26KB]

7 応募締切

  令和2年8月17日(月曜日)必着

 

問合せ

愛知県立農業大学校 研修部 就農支援科 就農支援グループ
郵便番号444-0802
岡崎市美合町字並松1-2
電話: 0564-51-1034(研修部直通)
ファックス: 0564-51-4831
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp