本文
2019年度 生産高度化研修（花き部門）：輪ギクの夏季高温対策について【終了しました】
研修を終えて
令和元年6月21日（金曜日）、西三河総合庁舎10階大会議室において、「輪ギクの夏季高温対策について」をテーマとした生産高度化研修を開催し、県内各地のキク生産者を中心に79名の参加がありました。
講師には、前東三河農業研究所花き研究室の渡邊孝政主任を招き、「キクの夏季高温対策の試験結果について」と題する講演をしていただきました。夏季の高温対策として、少量多頻度の頭上散水処理、生理障害（黄斑点症状）、短時間の夜間冷房（ヒートポンプ冷房）に取り組み、その結果、頭上散水により良く伸長し、生育量が増える、黄斑点症状に有効である、夜間冷房ＥＯＤ（日没後4時間）で開花が早まる等の報告をいただきました。
また、田原農業改良普及課の西脇利恵技師から、「輪ギク夏季高温対策の現地事例について」と題し、開花遅延、挿し穂の腐り、立ち枯れ症状等について具体的な優良事例とともに報告がありました。参加者に実施したアンケートから、ほぼ全員の参加者が参考になったと評価し、試験研究、現地事例ともに、具体的でわかりやすい講演が好評で、大変有意義な研修となりました。
また、今後は病害虫対策やコスト削減できる技術への期待の声などが聞かれ、引き続き、生産者への技術向上や経営改善に繋がる研修の必要性を感じました。
[講演の様子]
募集内容
1 日時
令和元年6月21日（金曜日） 午後1時30分から午後4時まで
（受付は午後1時から）
2 場所
愛知県西三河総合庁舎 10階 大会議室
岡崎市明大寺本町1丁目2
3 対象
輪ギク生産者等
4 定員
100名
5 内容
(1) 講演：「輪ギクの夏季高温対策の試験結果及び栽培現場への提案について」
講師：愛知県東三河農林水産事務所田原農業改良普及課
（前愛知県東三河農業研究所花き研究室）
主任 渡邊 孝政 氏
(2) 講演：「夏季高温対策の現地事例について」
講師：愛知県東三河農林水産事務所田原農業改良普及課
技師 西脇 利恵 氏
（3）総合質疑
座長：愛知県農業総合試験場 企画普及部 広域指導室
主任専門員 玉越 文典 氏
6 参加費
無料
7 申込み方法
愛知県花き温室園芸組合連合会会員の方は、同会事務局へお願いします。
非会員の方は、ご住所を管轄する農林水産事務所農業改良普及課にお申し込みいただくか、往復はがきに下記の事項を御記入のうえ、愛知県立農業大学校までお申し込みください。
＊1つの研修につき、往復はがき1枚でお申し込みください。
＊複数名で申込みする場合は、代表者の郵便番号・住所・氏名と、その他の全員の氏名を御記入ください。
往復はがきの記入の仕方（イラスト参照）
＊往診はがき（表面）：下記8の申込先住所
返信はがき（裏面）：（なにも書かないでください）
消えるインクは使用しないでください
＊返信はがき（表面）：お申込者の郵便番号、住所、氏名
＊往信はがき（裏面）：期日：6月21日、課題名：輪ギクの夏季高温対策について、氏名（ふりがな）、郵便番号、住所、電話番号（平日の昼間に連絡がつく番号）
8 往復はがきでの申込み先
郵便番号 444-0802 岡崎市美合町字並松1-2
愛知県立農業大学校 研修部 研修担当
問合せ
愛知県立農業大学校 研修部
郵便番号444-0802
岡崎市美合町字並松1-2
電話: 0564-51-1034（研修部直通）
ファックス: 0564-51-4831
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。（無料）
