ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 農業大学校 > 令和2年度 生産高度化研修(イチジクのアザミウマ類対策及び消費拡大に向けて)

本文

令和2年度 生産高度化研修(イチジクのアザミウマ類対策及び消費拡大に向けて)

ページID:0317239 掲載日:2020年12月1日更新 印刷ページ表示

 

 終了しました

農業者生涯教育研修(生産高度化研修)が11月30日(月)に愛知県果樹振興会との共催で開催されました。

今回のテーマは「イチジクのアザミウマ類対策及び消費拡大に向けて」と題し、県内からイチジク生産者など60名が参加されました。

はじめに、農業総合試験場環境基盤部病害虫研究室の石川博司主任専門員から説明がありました。イチジクのアザミウマ類対策として、農薬の果実への重点散布、静電噴口の使用、また赤色ネットの設置試験の結果、それぞれに有効性が報告されました。次に同園芸研究部落葉果樹研究室の杉原巧祐主任専門員から、イチジクの育種の取組が報告されました。特徴のある果皮色や高糖度果実など期待の持てるものが紹介されました。

次に同企画普及部経営情報研究室の近藤貴士主任研究員から、イチジクに対する消費者の嗜好と購買意識について調査結果が説明され、イチジクをよく食べる人には愛知県が産地であるなど知られているが、更なる消費拡大のためのPRや販売方法が提案されました。

講演後に意見交換がされ、受講者からは、イチジクに使える農薬についての質問や、静電噴口の使用実感などの意見が出されるとともに、更なる消費拡大には、健康に良いことを強調しPRすることが必要などが議論されました。また、研修後のアンケート結果では、参加者の9割以上が参考になったと回答しており、「データが農薬散布の参考になった」「消費者の嗜好を知ることができた」など好評で、有意義な研修となりました。

 

 募集内容

イチジク生産者にとって喫緊の課題であるアザミウマ類防除や今後の消費拡大に向けた嗜好・購買意識について学びます。

 

1 日時

  令和2年11月30日(月曜日)午後1時30分から午後4時10分まで

  (受付は午後1時から)

2 場所

  愛知県立農業大学校 中央教育棟 3階 大講義室

3 内容

 ▽講演:イチジクの農薬散布方法の違いによるアザミウマ類の防除効果について

   講師:農業総合試験場環境基盤部病害虫研究室 主任研究員 石川 博司 氏

 ▽講演:イチジクの育種の取組について

   講師:農業総合試験場園芸研究部落葉果樹研究室 主任研究員 杉原 巧祐 氏

 ▽講演:イチジクに対する消費者の嗜好と購買意欲について

   講師:農業総合試験場企画普及部経営情報研究室 主任研究員 近藤 貴士 氏

 ▽総合討議

   座長:農業総合試験場企画普及部広域指導室 主任専門員 森  敬子 氏

4 対象及び定員

  愛知県内イチジク生産者等 60名

5 参加費

  無料

6 申込み方法

(1) 愛知県果樹振興会会員の方

   愛知県果樹振興会事務局へお申込みください。

(2) (1)以外の方

  御住所を管轄する愛知県農林水産事務所農業改良普及課にお申込みいただくか、往復葉書に下記の事項を御記入の上、愛知県立農業大学校までお申込みください。

 *往信はがき(裏面):研修名・氏名(ふりがな)・郵便番号・住所・電話番号(平日の昼間に連絡がつく番号)

*返信はがき(表面):返信先の郵便番号、住所、氏名

 裏面は何も書かないでください。

 電話、ファクシミリでの受付はしておりませんので、御理解ください。

7 往復葉書での申込先

  郵便番号444-0802  岡崎市美合町字並松1-2

    愛知県立農業大学校 研修部担い手支援科

8 申込期限

  令和2年11月16日(月曜日) (必着)

9 研修案内ちらし

研修案内リーフレット [PDFファイル/134KB]

10 共催

愛知県果樹振興会

問合せ

愛知県立農業大学校 研修部担い手支援科  
郵便番号444-0802
岡崎市美合町字並松1-2
電話: 0564-51-1034(研修部直通)
ファックス: 0564-51-4831
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)