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2019年度 生産高度化研修(トマトの病害虫対策)【終了しました】
研修を終えて
7月17日に生産高度化研修「トマトの病害虫対策」を開催し、県内農業者、JA始め関係職員等64名の参加がありました。
最初に岐阜県農業技術センター病理昆虫部の渡辺秀樹主任専門研究員から「岐阜県のトマト産地における薬剤耐性菌の発生状況と防除対策」として、「葉かび病、すすかび病の発生と薬剤耐性菌」、「灰色かび病発生の好適条件と耐性リスク低減をめざした薬剤選抜」、「交さ耐性とローテーション防除」等の内容で講演いただきました。
次に農業総合試験場環境基盤研究部の恒川健太主任から「トマトのウイルス病について」をテーマに、「ウイルス病の診断、症状の確認方法」等について、また石川博司主任研究員からは「トマトにおけるコナジラミ類の薬剤感受性について」をテーマに、「コナジラミ類について(タバココナジラミ、オンシツコナジラミ)」や「薬剤感受性検定方法(薬剤と生育ステージ)」等について講演をいただきました。
最後に「トマトにおけるバクテリア病対策について」と題して農業総合試験場企画普及部の永井裕史主任専門員から「青枯病対策」や「農研機構が開発した技術」について紹介がありました。
総合討議では、コナジラミ類の薬剤感受性についての質問が多数寄せられ、アンケート調査でも興味が高かった結果で、参加者にとって有意義な研修となりました。
講演の様子
募集内容
1 日時
令和元年7月17日(水曜日)午後1時30分から午後4時30分まで
2 場所
愛知県立農業大学校 中央教育棟 3階 大講義室
3 内容
▽講演:岐阜県のトマト産地における薬剤耐性菌の発生状況と防除対策
講師:岐阜県農業技術センター病理昆虫部 主任専門研究員 渡辺 秀樹 氏
▽講演:トマトのウイルス病について
講師:農業総合試験場環境基盤研究部病害虫防除室 主任 恒川 健太 氏
▽講演:トマトにおけるコナジラミ類の薬剤感受性について
講師:農業総合試験場環境基盤研究部病害虫研究室 主任研究員 石川 博司 氏
▽講演:トマトにおけるバクテリア病対策について
講師:農業総合試験場企画普及部広域指導室 主任専門員 永井 裕史 氏
▽総合質疑
進行:農業総合試験場企画普及部広域指導室 主任専門員 長屋 浩治 氏
4 対象及び定員
トマト生産者等 70名
5 参加費
無料
6 申込み方法
御住所を管轄する愛知県農林水産事務所農業改良普及課にお申込みいただくか、往復葉書に下記の事項を御記入の上、愛知県立農業大学校までお申込みください。
*往信はがき(裏面):課題名・氏名(ふりがな)・郵便番号・住所・電話番号(平日の昼間に連絡がつく番号)
*返信はがき(表面):返信先の郵便番号、住所、氏名
裏面は何も書かないでください。
電話、ファクシミリでの受付はしておりませんので、御理解ください。
7 往復葉書での申込先
郵便番号444-0802 岡崎市美合町字並松1-2
愛知県立農業大学校 研修部担い手支援科
8 申込期限
令和元年7月3日(水曜日)(必着)
9 研修案内ちらし
問合せ
愛知県立農業大学校 研修部担い手支援科
郵便番号444-0802
岡崎市美合町字並松1-2
電話: 0564-51-1034(研修部直通)
ファックス: 0564-51-4831
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp