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農業情報(令和3年12月)

名古屋コーチンとり餃子の新しい味、新発売!

 採卵を終えた成鶏を用いたとり餃子の販売をしている稲沢市のK農家では、この度、名古屋コーチン餃子のプレーン味を発売しました。これまで生産していたとり餃子は、地域の特色豊かな八丁みそやしそ味ですが、大手のネット通販サイトで販売しているため、関東の顧客も多く、その要望を受けて通常の味付けの餃子を販売することとしました。八丁みそ味は地元の顧客には好評ですが、販売先の拡大を目指して、商品の種類を増やしました。
 K農家は、他にも成鶏肉のペットフード向け加工などにも関心があり、意欲的に6次産業化に取り組んでいます。

シンクロトロン光照射による育種を実施

 尾張農業改良普及課(本課)管内には、シンクロトロン光やγ線を利用した育種に取り組む農家が3戸あります。そのうち、春日井市内の鉢物生産法人1戸は、令和元年度からシンクロトロン光を利用した多肉植物の育種を実践しています。今回は、これまでの照射結果を踏まえて明らかになった適切な線量を照射しました。
 多肉植物は生育が遅いため、照射した結果の確認には1年程度かかる見込みです。

照射準備の様子

          照射準備の様子

稲WCS収穫開始 ~技術改善で収量は増加~

 瀬戸市の稲WCSの収穫が始まりました。本年度も昨年度と同規模の2.2haで専用品種「たちすずか」を作付け、除草方法や栽培密度の改善を行ってきました。これらの改善により増収効果が得られ、昨年度の2.8t/10aを上回る3.0t/10aの収量が得られました。また、収穫を終えたほ場では豚フン堆肥を施用しており、さらなる収量向上に向けて次期作の準備も行っています。
 農業改良普及課では、耕種農家、畜産農家への働きかけを引き続き行い、耕畜連携の動きを支援していきます。

稲WCSの調製の様子

         稲WCSの調製の様子       

4Hクラブ員が日頃の研究成果を発表!

 新型コロナウイルス感染拡大防止のために延期されていた令和2年度プロジェクト発表会が動画視聴方式により開催されました。発表者4名は、4Hクラブの定例会などで動画撮影を行い、動画データを農業経営士等の審査員(4名)へ郵送し、自宅で視聴審査してもらう形としました。クラブ員にとっては初めての試みでしたが、堂々とした発表内容でした。
 プロジェクト発表の部の最優秀賞は一宮市の鈴木春香さんが受賞し、11月12日に開催された「あいち青年農業者大会」で尾張4Hクラブ代表として発表を行いました。

動画撮影による発表の様子

        動画撮影による発表の様子

新たな挑戦!「きぬむすめ」JA直売所で販売開始

 JA尾張中央管内の主食米の栽培は「あいちのかおり」が主流で、JA直売所での地元産米販売は「あいちのかおり」のみでした。直売所での地元産米品種の拡充要望を受け、農業改良普及課は良品質・良食味とされ、利水時期が遅い当地域でも栽培可能な中生品種「きぬむすめ」を候補として選定しました。
 当課の栽培指導のもと、小牧市栽培農家3戸で約1haの作付けが始まりました。9月24日に収穫され、農産物検査は全量1等で、整粒歩合も約80%となり良品質でした。10月8日からJAグリーンセンターで「きぬむすめ」の新米販売を開始し、好評を得ています。

直売所での販売の様子

         直売所での販売の様子

愛知北鉢物部会がデジタルマーケティングを開始

 愛知北鉢物部会はコロナの影響のため、昨年度から取引市場を招く商品展示会の開催が難しい状況にあります。そのような状況下でも積極的に自社商品をPRするため、各部会員のPR動画を作成し、開設したYouTubeチャンネルで取引市場に対して発信しました。
 部会員からは、「コロナ禍やアフターコロナの時代に求められるデジタルマーケティングを実施できて良かった」という感想が上がりました。農業改良普及課は今後も愛知北鉢物部会の商品PRの活動を支援していきます。

カメラに向かって商品をPRする部会員

    カメラに向かって商品をPRする部会員

愛知北鉢物部会が研修会を開催

 愛知北鉢物部会は、肥効調節型肥料を用いた施肥の省力化について学ぶため、肥料メーカーを講師とした研修会を開催しました。講師は自社製品の使用事例を紹介しながら、鉢物の高品質化や環境に配慮した施肥について説明しました。
 部会員は講師の話を真剣に聴き、質疑応答なども積極的に行われました。「勉強になった」という感想も上がり、有意義なセミナーとなりました。

講師の話を真剣に聴く部会員

       講師の話を真剣に聴く部会員

稲沢4Hクラブ、園児を対象にサツマイモ収穫体験会を開催!

 稲沢4Hクラブは、稲沢市内の二つの幼稚園の園児およそ300人を対象に、サツマイモ収穫体験会を実施しました。この取組は、食育の一環として毎年行われています。クラブ員は経営の合間を縫い、この収穫体験に向けて5月から定植や除草作業を行ってきました。
 園児たちはクラブ員の協力を得ながらつるを引っ張り、サツマイモが収穫できるとあちこちから喜びの声が上がりました。クラブ員と地域の子どもたちが交流でき、子どもたちに農業を理解してもらえる良い機会となりました。

収穫体験の様子

           収穫体験の様子

稲沢高等学校で緑の学園研修を開催

 今回の研修は、校内でのオリエンテーション後、学校の近くで葉菜類及びシクラメンを栽培する稲高OBの2戸を、自転車で視察しました。農家からは、経営概要や特徴、将来の目標などについて説明がありました。生徒からは、「農家になるために必要な準備」や「学校を卒業してから苦労したこと」など、意見交換が行われました。生徒へのアンケートから研修の内容は概ね良好で、将来の就農に向けて意識の高揚を図ることができ、有意義な研修となりました。

ほ場視察の様子

           ほ場視察の様子

JA愛知北管内でアシストスーツの導入進む

 JA愛知北の購入助成事業により、非動力タイプのアシストスーツが露地野菜農家を中心に10戸で14着導入されました。これは、昨年度、県の農業生産力強化支援事業で、ダイコンの収穫作業の労力軽減実証を行った経緯があります。導入推進に際して、本年度は実際の農作業に貸し出し、効果を確認してもらいました。
 なお、非動力タイプは中腰姿勢維持などのサポートが主で、重いものを軽々と持ち上げられるといった劇的な効果は実感しにくいです。そのため、農業改良普及課では使用方法や期待される効果などをとりまとめ、導入支援を行いました。

実際の作業で労力軽減を確認

       実際の作業で労力軽減を確認

生育順調!大高ブロッコリークラブ目揃え会を開催

 大高ブロッコリークラブでは、天候不良の影響で定植遅れはあったものの、その後の好天により生育は回復し、例年と同じ10月下旬から出荷が始まりました。この日は、現在出荷されている3品種を持ち寄り、品質などを確認しました。また、試験品種についても実物を持ち寄り意見交換を行うなど、品種や栽培の情報共有が積極的に行われました。出荷は約10品種を組み合わせて3月まで続きます。
 農業改良普及課では、栽培品種の選定支援を行っており、引き続き品種の情報共有の橋渡しを行っていきます。

目揃え会の様子

           目揃え会の様子