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災害対策用指揮車・可搬型衛星通信設備
衛星通信の特性と機動力を最大限に活かして災害対策活動を支援するため、平成17年度に災害対策用指揮車・可搬型衛星通信設備を導入しました。
災害現場の状況を速やかに県災害対策本部に報告するとともに、本部から被災地への情報伝達を可能としました。情報の共有化、的確な情報提供により、効果的な災害対策活動を支援します。
災害対策用指揮車
普通自動車免許で運転ができ、災害現場等へ迅速に出動し多目的な利用ができます。
車両屋上の開口径75センチのアンテナを用いた衛星通信により、災害時の情報収集、現場指揮を行います。
車両内には最新の衛星通信システム機器を搭載し、県内や全国との電話・FAX、またはIP映像発信による高画質の映像配信も可能です。
また、移動無線設備も装備され、地上系ネットワークでの運用も容易にできます。
搭載設備の少量化により車内スペースを広くしているため、人員や物資の輸送、現場指揮に効果を発揮します。
可搬型衛星通信設備
地域の防災拠点となる県の地方機関に配備されており、災害現場の映像を高画質で配信し、現場の状況把握、指揮等に有効活用できます。
県庁、東三河耐震通信局及び災害対策用指揮車等と衛星通信による情報伝送ができます。
また、車両に搭載して出動し、現場で速やかに組み立て、衛星捕捉や通信が行えるよう小型軽量化されています。