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西部家畜保健衛生所管内の畜産概況
管内の畜産概況
管内は地味豊かな濃尾平野、東北部における丘陵地帯及び知多半島により形成されており、木曽川、庄内川、愛知用水を中心とした豊富な水と温暖な気候に恵まれ、都市ないし都市近郊における農畜産物生産地帯として重要な位置を占めています。
家畜の飼養状況を地域的にみると、牛、豚、鶏及びうずらは、本所管轄の知多半島を中心に飼育されており、馬、めん山羊及び蜜蜂は、支所管内の尾張及び海部地域で多く飼養されています。
家畜ごとの概況と本所、支所の内訳は以下のとおりです。なお、飼養農場数・頭羽数は、家畜伝染病予防法に基づく定期報告(令和2年2月1日現在)の数値を、蜜蜂については、養蜂振興法に基づく飼育届(令和2年1月1日現在)の数値を掲載しています。
乳用牛
●本所管内:61農場 7,776頭
大規模な酪農が営まれています。また、乳肉複合経営も多く、県内酪農地帯の中でも特色ある産地を形成しています。
●支所管内:15農場 954頭
愛西市、名古屋市、瀬戸市など都市及びその近郊地域における農場経営が多く行われています。
肉用牛
●本所管内:58農場 13,260頭
●支所管内:12農場 1,016頭
比較的規模の小さい肥育農家が中心となっています。
豚
●本所管内:35農場 61,869頭
一貫経営農家が多く、畜産団地を形成している地域もあります。
●支所管内:33農場 5,145頭
瀬戸市、愛西市を中心とした一貫経営農家と、春日井市及び稲沢市など尾張北部地域においては食品残さを利用した肥育農家があります。
採卵鶏
●本所管内:61農場 3,551,291羽
●支所管内:49農場 604,983羽
比較的小規模の直販経営が多くなっている一方で、一宮市と小牧市には10万羽以上を飼養する大規模養鶏場もあります。
肉用鶏
●本所管内:3農場 38,967羽
●支所管内:3農場 4,093羽
うずら
●本所管内:4農場 514,156羽
常滑市と阿久比町で飼養されています。
●支所管内:7農場 4.981羽
馬
●本所管内:19農場 98頭
●支所管内:35農場 866頭
中京競馬場と名古屋競馬場があります。また、愛知県競馬組合弥富トレーニングセンター等で多くの馬が飼育されています。
めん山羊
●本所管内:22農場 125頭
●支所管内:34農場 349頭
蜜蜂
●本所管内:35戸 680群
半田市で飼育群数が多くなっています。
●支所管内:110戸 1,371群
名古屋市、瀬戸市、一宮市、尾張旭市で飼育群数が多くなっています。
問合せ
愛知県西部家畜保健衛生所
〒470-2324 知多郡武豊町字内鉋1-2
TEL (0569)72-0344 FAX (0569)72-2770
E-mail: seibu-kachiku@pref.aichi.lg.jp
愛知県西部家畜保健衛生所 尾張支所
〒486-0851 春日井市篠木町8-2673-5
TEL (0568)81-1874 FAX (0568)82-8475