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うつ病の症状・治療・対応

うつ病の症状・治療・対応

症状

1.強いうつ気分(憂鬱な気分)
2.興味や喜びの喪失(興味がもてない)
3.食欲の障害(食欲がない、食べても美味しい感じがしない)
4.睡眠の障害(眠れない、朝早く目が覚める)
5.精神運動の障害(制止または焦燥)(意欲がない・イライラが強い・不安)
6.疲れやすさ、気力の減退(疲れやすい・集中できない・決断できない)
7.強い罪責感(自分を責める気持ちが強い)
8.思考力や集中力の低下
9.死への思い(死んでしまいたいと思う)
 

このうち5つ以上(1,2のうち2つのどちらかを含む)が2週間以上続き、明らかに今までどおりの生活が困難になっている状態

治療

<心理教育>

良好な患者・治療者関係を作り、「うつ病とはどのような病気か。どのような治療が必要か。」を伝え、患者が治療に好ましい対処行動をとることを促す。

 

<生物学的治療>

◆薬物療法
  選択的セロトニン再取り込阻害薬(SSRI)

  セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)

  ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)

  三環系抗うつ薬や四環系抗うつ薬


 

◆修正型電気けいれん療法(麻酔下で無けいれんで行う手法)m- ECT(難治性うつ病・抗うつ薬の副作用が出やすい高齢者など)

 

◆高照度光療法(季節性うつ病)


<精神療法>


◆認知療法・認知行動療法
 感情や行動に影響を及ぼしている極端な考え(歪んだ認知)が何かを特定し、それが現実的かどうかを検討し、より現実的で幅広い捉え方(適応的認知)ができるように修正していくことで、不快な感情の軽減と適切な対処行動の促進を図る。


◆対人関係療法
 重要な他者との間で現在生じている問題がうつ病を引き起こすことに着目し、そうした人たちとの間で直面している現実の人間関係との問題に焦点を当て、問題の解決を図る。


<環境調整>


地域や家庭、職場の人間関係やストレスなど総合的な視点から検討

対応のポイント

1.心配しすぎない
2.励ましすぎない、叱咤激励しない
  症状を悪化させるだけでなく、自殺に追い込むことにもなる
3.気分転換といえども無理に何かをやらせない
  かえって精神的負荷となり、症状を悪化させる
4.飲酒を控えさせる
  アルコールの神経刺激伝達抑制作用のため、うつ状態が悪化
5.原因を追求しすぎない
6.退職願などの重大な決定は先延ばしにする
7.ゆっくり休ませる。休業中に出勤を焦らせる言動は慎む
8.薬をうまく利用する
9.時には距離をおいて見守る。休業開始直後の見舞いは慎重に
10.主治医に会う場合は事前に本人の了解を得る
11.再発の防止と職場への適応を図る