「全国過疎問題シンポジウム2012inあいち」報告書を作成しました。

　「全国過疎問題シンポジウム2012inあいち」は、総務省、愛知県、全国過疎地域自立促進連盟、愛知県過疎地域振興協議会の共催により、平成24年10月11日から2日間、愛知県の豊田市、新城市、設楽町、東栄町及び豊根村で開催しました。

　過疎地域は、水や食料・電力の供給、災害の予防など、地域内のみならず社会全体の安全、安心な生活を支える重要な公益的機能を果たしています。

　一方で、これらの地域は、著しい人口の減少と高齢化の進展、農林水産業の衰退など様々な問題に直面しており、特に、集落機能の維持が危ぶまれる集落の増加は、地域の持つ公益的な機能を低下させる要因となっています。

　そのような中で、過疎地域の「資産」や「伝統」など、その地域が持つ価値を守り、活かしていくためには、それらを次世代に受け継ぐ人材の育成や、外部人材によるサポートなどの視点が必要と考えております。

　こうした観点から、今回のシンポジウムでは、「過疎地域でともに歩む～外からのサポートと内なる価値～」をテーマに、過疎対策に携わる行政関係者をはじめ、住民や地域づくり実践者など多数の方々が参加され、幅広く熱心な議論や情報交換・交流が行われました。

　このたび、シンポジウムの全体会、分科会などの内容を収録した報告書を作成しましたので公開します。