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農業情報(令和4年9月)
水田畦畔管理の省力化を目指し、リモコン式草刈り機の実演会開催

令和4年8月29日に新城市水田営農推進協議会とJA愛知東作手受託営農部会の共催で、中山間地域における水田畦畔管理の軽労化や農作業安全に資することを目的にリモコン式草刈り機の実演会が開催された。実演された機種は、「やまびこジャパン社製RCM530」(以下RCM)と「牛越製作所製のカルズラーDX」(以下カルズラー)で、畦畔100平方メートル当たりの作業時間はそれぞれ約8分、約9分30秒であった。RCMは斜度によって左右のクローラーの回転数が変化し、走行が安定していた。一方で、カラズラーは、刈取部が前面にあるため刈り残しがなく、軽量化された機体であった。今後、実演結果を検証し、産地での有効な活用方法を検討する。